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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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独国和尚の墓碑情報

 先に独国和尚の故郷である女川の情報をもとに、福島での独国和尚をたどり「信夫の里の独国和尚」として整理している。
 https://kazenoshin.exblog.jp/21247542/
 「信夫の里の狐達⑯~信夫の里の独国和尚②」でふれたように、その時には金福寺にあるといわれる独国和尚の墓碑が見つからなかった。
 https://kazenoshin.exblog.jp/17463362/
 その後も、何度か金福寺の墓地とかかわるあたりも確認してみたが行方不明のままだった。地域で出会った方に尋ねると、地蔵堂前のお宅の方が詳しいかも知れないとの情報は得たが、そのままにしていた。

 昨日、図書館で「郷土史物語―澤股邑など(斎藤義一)」を眺めていたら、このこととかかわる以下のような確度の高い情報が記されているのに気が付いた。
 この碑を昭和52年に、南沢又四辻のA氏が当家は独国和尚とかかわりが深いのだとして地蔵堂世話人w氏からもらい受け、A家専用の字中条の旧墓に移したとのことだ。
 今日、字中条の墓地は現光徳寺墓地あたりだろうと見当をつけて眺め回してみたが、今のところ見つかってはいない。

 ただ、昭和52年までは独国和尚の墓は地蔵堂裏手南側の位置にあったのは確かなようで、想像通りだったという事だ。
 また、墓碑が現存するとすれば字中条にあるという事なので、確認の範囲が狭まったということで、散策人としては大きな収穫を得たということだ。
by shingen1948 | 2019-08-04 17:55 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)