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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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散策を楽しむための鳥谷野の古墳情報③

 これは、房ノ内地区の民家の大きな駐車場脇にある御社。
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 案内柱には「房の内古墳」とあって、以下のような解説が記される。

 「塚の上に大石2個あり、その上に房ノ内の屋敷神として稲荷大明神、弁財天、地蔵菩薩(両側に大国主神と足洗神社がある)」

 案内されることで確認できるのは、次のような事だ。
 まずは、お堂の中に2体の地蔵菩薩が安置されている事。
 そして、堂宇の左側には足洗神社碑。昭和10年9月建立との事だ。
 それと、堂宇の右側の大国主神碑。天保5年(1834)9月建立の銘があるとの事。
 案内にある「房ノ内の屋敷神としての稲荷大明神、弁財天」は確認できていない。

 案内柱の表題とかかわって気になるのが「塚の上に大石2個あり」ということだが、これも確認できる。
 この堂宇のもう一つの特徴が、塚状の上に大石があって、その上にお堂等が祀られるという形になっているということだ。
 案内柱に「房の内古墳」とあるのは、この塚と大石を指しているのだろう。
 この古墳、浜井場古墳や鳥谷野古墳(二ツ石)と同様な円墳だと考えられているようだ。発掘調査されたものかどうかは知らない。

 「房の内古墳」と表示されているのは、ここが房ノ内地内だからなのだろうと思うが、この塚は隣地区の八郎内の名をとった「八郎内の七ツ塚」の一つでもあるという情報も。
 なお、「八郎内のカンカン石」というのもあるそうだ。そのカンカン石というのは、古墳の蓋石なのだろうと想像されているようだ。
 下が石室なので空洞になっていて、たたくとカンカンという音が響いたのだろうということらしい。
 いずれも、古墳の多い地方ではよくある呼び方とのことだ。

 「七ツ塚」とあるのだし「八郎内の」とあるのだから、残りの多くの塚は八郎内地内にあるのだろうと想像し、遺跡検索で「八郎内古墳群」で検索して範囲を絞って地図を眺めると、一つだけ案内柱が建っているところがあるような気がする。
 後で確認してみようと思っているが、もう一つヒント情報がある。
 「福島市の遺跡」の「八郎内遺跡」案内だ。ここに「かつて3つの古墳があったと言われる場所は現在畑になっている」との表記がある。また、墳丘は壊されていて周りの溝だけが残っていましたとも。
by shingen1948 | 2019-06-20 08:43 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)