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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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会津の「わたつみのこえ」を聞く36

 「会津の『わたつみのこえ』を聞く33」で、生き残った仲間として、「明治学院百年史」の情報から力石丈夫氏と中村敏男氏を確認し、「Web東京荏原都市物語資料館」の情報から吉原薫氏を確認した。
 この時、力石丈夫氏は神奈川県在住、中村敏男氏は大分県在住との出身地が確認できるが、吉原薫氏の出身地は不明とした。

 しかし、「下北沢X物語(3132)~武揚隊:波瀾万丈のと号第31飛行隊Ⅲ~」で、吉原香軍曹は茨城県出身であるとの情報が見える。
 http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52029538.html#more
 ここを、吉原香軍曹中心に情報整理をすると、古河地方航空機乗員養成所で同期だった扶揺隊の生き残り久貫兼資氏が、茨城県古河市まで会いに来たことがあるらしいという情報になる。
 また、八紘荘の海老根軍曹の言からは、三十一飛行隊の海老根氏、柄沢氏、五来氏、吉原氏は、同期生であり、他に4名が朝鮮、上海経由で台湾に行く事になったとある「他に4名」の中に、長谷川信氏も含まれていると思われるということになる。

 「会津の『わたつみのこえ』を聞く33」の整理に戻る。
 ここでは、「『生き残った仲間の人の奥さんが前に、うちに訪ねてきたことがありましたよ。確かね、茨城の人だと言っていました』との住職の話とのかかわりで整理している。
 ここを整理した時点では、訪ねて来た方は不明だが、今回の確認で訪ねて来た方はこの吉原香氏の可能性が高そうだなという想像の膨らませ方になるように思う。
 とりあえず修正しておきたい。
by shingen1948 | 2017-05-27 12:32 | ◎ 福島と戦争 | Comments(0)