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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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更にもう一つの奥の細道⑥

 「奥の細道」の芭蕉を追う「はて知らずの記」の正岡子規も仙台にやってきた事については先の「仙台散歩」でふれている。

 「仙台散歩⑭~「芭蕉の辻」⑤~「もう一つの奥の細道」とかかわって」と「仙台散歩⑯~「芭蕉の辻」⑦~「もう一つの奥の細道」とかかわって③」では、「奥の細道」の芭蕉を追う正岡子規について確認した。
 〇 「仙台散歩⑭~『芭蕉の辻』⑤~『もう一つの奥の細道』とかかわって」
 http://kazenoshin.exblog.jp/20986339/
 〇 「仙台散歩⑯~『芭蕉の辻』⑦~『もう一つの奥の細道』とかかわって③」
 http://kazenoshin.exblog.jp/20998316/
 そして、「仙台散歩⑰~『芭蕉の辻』⑧~『もう一つの奥の細道』とかかわって④」では、その子規が追う松尾芭蕉が元禄2年(1689)5月(新暦6月)に仙台にやってきたことについて整理した。
 http://kazenoshin.exblog.jp/21001866/

 その後、榴ヶ岡周辺を散策した事については「再び仙台散歩」として整理しているが、ここでも子規の足取りと重ねて「『もう一つの奥の細道』とかかわって」として次のように整理している。
 〇「再び仙台散歩32~『もう一つの奥の細道』とかかわって」
 https://kazenoshin.exblog.jp/21169340/
 〇 「再び仙台散歩33~『もう一つの奥の細道』とかかわって②」
 https://kazenoshin.exblog.jp/21173959/
 〇 「再び仙台散歩34~『もう一つの奥の細道』とかかわって③」
 https://kazenoshin.exblog.jp/21176286/

 その正岡子規氏が、明治26年(1893年)7月29日、瑞巌寺を訪れている。
 「はてしらずの記」に次のように記しているという。

 「瑞巌寺に詣づ。兩側の杉林一町許り奥まりて山門あり。苔蒸し蟲蝕して猶舊觀を存す。古雅幽靜太(はなは)だ愛すべき招堤なり。門側俳句の碑林立すれども殆んど見るべきなし。唯
      春の夜の爪あがりなり瑞岩寺    乙二
の一句は古今を圧して独り卓然たるを覚ゆ」

 瑞巌寺の案内板に記された「(松島の文)碑の側面の句中、乙二の句には「古今を壓(あっ)して独り卓然」の子規評がある」というのは、この事を指していることが分かる。
 この時点では、子規氏は一具氏についてはふれていないが、「俳句歌留多」などの情報と照らし合わせると、乙二氏同様高い評価をしていることが分かる。
by shingen1948 | 2018-12-10 09:49 | ◎ 芭蕉の足跡 | Comments(0)