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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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撮り溜めた写真から⑱~医王寺薬師堂④

 薬師堂の欄干に石が吊るされるのは、「7日本の民族『福島』(岩崎敏夫)【第一法規】」が紹介する伊達郡保原町の耳石の呪いのようなものなのだろうと想像する。
 ただ、右側の欄干に吊るされる石に交じって、願い事を書いた絵馬も下がっていた。
a0087378_8401254.jpg また、この写真の左側の欄干に吊るされる石の中に、願い事としてここでの出会いを記されているものも見える。耳石からの転化だと思うが、これらも受け入れられているという事なのだろうと思う。
 そして、この医王寺薬師堂はこの耳石に特化しているということではなさそうだとも思う。

 先に整理した「薬師堂」の案内板に、「声がたたねば鯖野の薬師 七日こもれば声がたつ等々と唱えられ」る霊験あらたかな薬師如来であるとあった事もそう思う理由の一つだ。

 もう一つあって、それは、入り口にあった「南殿の桜」と「奥の院薬師堂」の案内板で、奥の院の薬師如来について次のように解説していることだ。
 「12の誓願『ちかい』をお持ちになり、その中でも衆病悉除の誓願は私たちの心の無明を解き、身体を病気から守り、ひいては延命に導いて下さるという、如来のお名前の起こりとなっております。」

 ここでいう「12の誓願『ちかい』の「衆病悉除」の誓願」というのは、先に整理した「薬師如来 大願」の第七願、除病安楽と同義で、人々の病を除き窮乏から救い、心身に安楽を与えるといった意味合いなのではないのかなと思う。
 ここの薬師では、主としてこの誓願におすがりすることを意図しているように思うのだ。

 更には、御堂の中をのぞかせていただくと、そのお願いの仕方が、次のようだと解説されていることがある。
 「薬師如来御真言 オンコロコロセンダリ マトウギソワカ」と七回唱えてから、自分のお願いをしてください」とのことだ。

 なお、ここの「御詠歌」は、次のようなことだとか。

 やおよろず ねがいを
 たつる いおうじの
 るりもかがやく
 いにしえのあと
 オンコロコロセンダリ マトウギソワカ
by shingen1948 | 2017-06-27 09:39 | Comments(0)