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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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撮り溜めた写真から⑩~才の神?

 鎌倉権五郎影政と片目清水にかかわる伝承は、「信達一統志」も「信達郡村史」も、そして、「日本の伝説(柳田國男)」も南矢野目村あるいは南矢野目村邨として紹介される。しかし、今回は笹谷地区の伝承として整理してきた。
 元々、このあたりは、南矢野目・笹谷・北沢又・南沢又地区の複雑な境界地域だが、地図上では、ここは笹谷になっている。

 座学を中心に散策する人にとっては南矢野目の意識が強いと思うが、地図を片手に散策をすることを中心に散策する人にとっては笹谷という意識が強いのだと思う。
 最悪なのは、公で南矢野目の地域を整理する人が実際の散策を中心にする方で、笹谷の地域を整理する人が座学を中心とする方だった場合、ここはすっぽりと抜け落ちる。

 今回、ここが笹谷地区ということを地図で確認していて、あれっ、と思ったのは万世大路の信陵支所の角に石塔の印がある。
 ここに、石塔があるとすれば、才の神の石塔のはずだ。

 実は、何度か道祖神を確認する散策をしていて、久盛院の双体道祖神を整理した頃、ここは見つけられずに、消滅だろうと思って整理していなかったのだ。
 移動なら、この辺りなら公民館の敷地だろうということで何度か確かめたが、それも空振りだったのだ。
a0087378_694686.jpg 今回使用の地図情報は結構新しい。
 それで、もう一度確認に出かけて、ひょっとするとこの石かなと思った石の写真を撮ってきたということで、確実性は全くない。

 ここは才の神地区でもあり、その原点の位置がこの辺りという自分なりの目印としてもいいかなという思いもある。
 才の神は、道祖神の役割の一つである行路を守るという役割と共に、道の分岐点、あるいは村境などで、外からの外敵や悪霊の侵入をふせぐ神としての役割を強く意識してみている。
 ここを、昔民間信仰のこの地域の守り神として石仏が建てられた道の辻として意識していたことに思いを至らせ、勝手に祈る目印にしてもよさそうだなと思ったという程度の整理にしておく。
by shingen1948 | 2017-06-17 09:07 | ★ 季節便り | Comments(0)