地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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撮り溜めた写真から②~弁天堂後方の石塔「己需塔」②

 先に「己需塔」ということについて整理した。
 しかし、本当はこの石塔に出会った当初に興味を持ったのは、この「右ふくしま」が読めたことだ。
a0087378_9564351.jpg 周りの風景を見渡していたいた時に、この石塔が道標だったのかと気が付いたのが、久しぶりの発見の喜びの感覚だったのだ。

 それで、左側に「左〇〇」があるはずだと思って読み取ろうとしたのだが、この時点では左側に刻まれている文字が読み取れていなかった。





 とりあえず刻まれた文字が鮮明になるような気配りをして写した。それをパソコンに取り込んで、更に文字が鮮明になるように加工を加えてみたのがこの写真だ。
a0087378_9574253.jpg 右側に「左い〇さか」が読める。中央は分かりにくいがとりあえず「〇さく〇」が読める。その左側も完全に「講中六人」が読める。
 「左いゝさか」が読めた事でとりあえず満足なのだが、確認作業の中で、「МASAの道中日記」のブログにこの同じ石塔についての記事があり、以下の紹介があるのをみつけた。
 大笹生笹谷文化財保存会「ふるさと再発見 地域の石造文化財」によれば、中央に「己需塔」、右側に「文化六年己巳天」、「右ふくしま」、左側に「九月吉日」、「左いゝさか」、「東さくば講中人」とのことでした。
 https://blogs.yahoo.co.jp/ssyinb27/10626522.html?__ysp=56y56LC354aK6YeO56We56S%2BIOmBk%2BaomQ%3D%3D

 中央の「〇さく〇」が、「東さくば」という事らしいと納得する。
 多分、地域名だろうと想像する。「さくば」が「作場」の意味である耕作地を表すのであれば、小字「前田」とのかかわりかなとも思うが、そこに「東」がついているようなので小字「前田東」あたりかなとも思うが、よそ者には分からない。
 左側は「講中人」だとするが、自分としては「講中六人」は完全に読めていると思っている。
 とりあえず、我を通して、東さくば地区の巳待講中に子供に恵まれない女性が六人いらっしゃって、その方々か求子のために建立されたものと解釈しておくことにする。
by shingen1948 | 2017-06-04 10:00 | ★ 季節便り | Comments(0)