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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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森鴎外と福島⑤

 森鴎外氏が明治159 27日から116日にかけて函館、青森、仙台、福島、新潟、高崎を旅するのは、徴兵の業務に従事したものとのことだ。

 「森陸軍軍医総監履歴大要」で、この前の経歴を確認する。

明治14年 7月 4日(19歳)医科大学を卒業し医学士の学位を受く。

明治14年12月16日任陸軍軍医副(内閣)

              東京陸軍病院課僚被仰付候事(陸軍省)

明治15年 2月 7日第一軍管徴兵副医官被仰付候事

明治15年 2月17日叙従7位(内閣)

明治15年 5月11日東京陸軍病院課僚被免軍医本部課僚仰付候事(陸軍省)

明治15年 7月26日東部検閲監軍部長属員仰付候事(陸軍省)

確認している旅は、鴎外氏は21歳で軍医本部課僚・東部検閲監軍部長属員という立場であることが分かる。そして、この時の東部検閲監軍部長が陸軍中将三好重臣氏であるとのことで、その属員として徴兵の業務に従事したものということが分かるということのようだ。

その後の経歴を確認する。

明治16年 9月13日一等給下賜候事(陸軍省)

明治17年 6月 7日独逸国(ドイツ)留学被仰付候事(太政官)

旅の2年後にはドイツ留学となるという事で軍医としてエリートの道を歩むスタートの時期だったという事が分かる。


by shingen1948 | 2017-01-09 09:30 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)