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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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亀岡邸の大工棟梁は小笠原國太郎②:福島の建築(12の2)

 見学時点では、二階に上がろうとしたとき、格好がいいなと思って撮った階段。
a0087378_5182882.jpg 伊達市広報に掲載される「地域の魅力~ふる里発見」の「旧亀岡家住宅(大邸宅の特徴①)」では、「廻り階段の造りは、手すりに特徴があります。こけし作りに使用されるろくろ削りで造られ、欅材を削って部材手すり子を仕上げています」と紹介される。
 パンフレットには、「階段は、宮城県産の欅。手すりの支柱は手動のロクロ挽き。」とある。

 確認したいのは、3っつの事だ。
 その一つは、素直に素材にこだわった恰好のいい造りの階段。建て主や棟梁の思いが伝わること。
 ここに、資料で紹介さる大工棟梁小笠原國太郎氏と建主亀岡正元氏の出会いにかかわるエピソードを加えると、もう一つ確認しておきたことが加わる。
 それが「なかむらや旅館」の施工者としての大工棟梁小笠原國太郎氏だ。

 頂いた資料での紹介というのは、「洋風農家かめおか」から引いた次のようなことだ。
 某日福島市飯坂温泉なかむらや旅館に宿泊した正元は、旅館内の螺旋状階段の造作を見て、その技術に感心しました。施工した大工の名前を聞くと小笠原國太郎。帰宅後、手始めに倉座敷の造作を依頼し、完成をみて、すっかり技量に惚れてしまい、この建物の建築を依頼したという。
 なお、資料では、正元の姉や娘が堀切家に嫁いでいることから、この堀切家を介して知り合った可能性も示唆している。

 更にもう一つが、手すりは、こけし作りに使用される手動のロクロ挽きで造られているとある事なので、飯坂こけしとの関りだ。
by shingen1948 | 2016-11-27 08:22 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)