地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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亀岡邸の設計に江川三郎八がかかわる⑳:福島の建築(12の2)

 「旧亀岡家住宅」のパンフレットの「旧亀岡家住宅のみどころ」に、「江川の設計考えられる部分を太ゴシックで表示した」とある。ここに羅列的に紹介されるものを、自分勝手な観点で整理している。
 まずは、西洋風外観に伴う内部空間処理だ。こちらを前回整理してみた。
 具体的には、玄関から三階の「八角形の尖塔内部」までの特徴的な西洋風建築に伴う空間処理確認。
 ただ、見学していた時の自分の関心事を思い出すと、特徴的な西洋風建築部分も感じるものはあったのだが、全体的には伝統的な日本家屋の雰囲気を醸し出していたこととのかかわりだ。
 玄関を入ると、そこに6畳の広間があることや、玄関の脇にもう一つの脇玄関がることだ。この脇玄関には4.5畳の控室が続く。
 実際には、こちららの感じが強かった。

 次の自分勝手な観点は、洋間だろうか。
 ただ、洋風な外観なのに、洋間は主人の書斎一室しかなく、他はすべて日本間だ。
a0087378_695121.jpg 自分が撮った写真を確認すると、ブリタニカ百科事典の書棚と、入り口しか写していない。多分、日本間に比べ、構造体にそれ程感心するようなことがなかったのだろうと思う。

a0087378_6105788.jpg パンフレットで確認すると、この部屋も江川三郎八氏の設計を推定しているようだ。
 特に、天井部が中央折り上げ傘板張り天井という構造になっていることが特徴的ならしい。
 パンフレットの写真は、それがよくわかるようにうまく撮られていることに感心する。

 他の江川三郎八氏の設計推定か所をパンフレットで確認すると、建築物の隅処理や天井の構造のようだ。
 こちらは、氏が宮大工修行をしていることとの関りだろうか。
by shingen1948 | 2016-11-24 09:06 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)