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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「新平家物語(吉川英治)」が描写する「信夫の里」⑪

 大河視聴と地域散策を結び付ける
 今回は、「芭蕉の足跡」とのかかわりで「新平家物語(吉川英治)」が描写する「信夫の里」について整理してきた。
 しかし、「新平家物語(吉川英治)」が描写する「信夫の里」についての確認のきっかけそれ自体は、大河ドラマ「平清盛」視聴だ。大河ドラマ「平清盛」視聴で得たイメージを生かして、これと地域の散策とを結び付けたいと思ったことだった。
 「『新平家物語(吉川英治)』が描写する「信夫の里」⑨~「大鳥城誌」碑」でも記したように、自分は奥州の庶民文化を知らない。だからといって、今更古典を学習したり、古典芸能に浸ったりするという事を継続的に学習するという気力もない。
 それで、そのハンディーを、大河ドラマ「平清盛」視聴で補おうということだった。
 大河のドラマの中で生きて動く人物が、我故郷の地とかかわるという視点で資料を探し、この「新平家物語(吉川英治)」の物語が見つかったという事だ。
 これは、うまくいった話だ。

 大河視聴と地域散策を結び付けがうまくいかなかった事
 当然、うまくいかなかったこともある。
 今までは、うまくいかなかったものにはふれなかった。しかし、最近は失敗したことも楽しい経験として残るということも大切にしたいとの思いが強くなっている。
 今回は、そちらも整理しておこうと思ったのだ。

 それが、西行法師の動向
 大河ドラマ「平清盛」視聴で気になったのが、西行法師の動向だ。それで、奥州を旅する西行法師を描く作品を探したのだ。そこで見つけた作品の一つが、「西行花伝(辻邦生)」だ。この作品は、西行法師の動向を具体的に描写している作品の一つだ。
 ただ、自分には、この作品自体を一気に読み通せるほどの気力の充実はない。それで、ドラマの進行に合わせ、そのかかわり部分を部分的に読んで楽しんでいたのだ。
 これを地域の散策と結びつかないかと眺めた時、可能性のある部分は次の二つの帖だ。
 〇 十一の帖
 西行が語る陸奥の旅の大略、並びに氷見三郎追討に及ぶ条々
 〇 十九の帖
 西行の独語する重源来訪のこと、ならびに陸奥の旅に及ぶ条々
 この二つの帖に目星をつけて部分読みをしてみたが、結果的にはうまくいかなかった。
 十一の帖に白川の描写があって期待して読み進めたが、直ぐに場面転換で名取に飛んでしまったのだ。

 散歩資料の中の西行法師
 地域の散歩資料の中には、いくつか西行法師の動向を見つけたので、その事については先に整理してきたところだ。
a0087378_1230281.jpg これは山上の大鳥城址を案内する図だが、この山上の大鳥城址に建つ福島飯坂ライオンズクラブの案内板の信夫荘の荘司佐藤氏の居館であることの解説の後に、西行法師にふれて説明している箇所がある。
 「親族の西行法師が陸奥を旅しこの地に安らぎを求めた頃は小平泉を呈し賑わいをみせていたといわれている」とある。
 このことについては、「大鳥城跡を訪ねる」でも整理しているが、図説「福島市史」では、この「親族の西行法師」についてやや詳しく解説している。
 http://kazenoshin.exblog.jp/7851807/
by shingen1948 | 2016-10-06 12:36 | ◎ 芭蕉の足跡 | Comments(0)