地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

平野村道路元標設置場所跡を探す⑨

 本当は、ここで「道路元標」と「里程元標」の違いとかかわりを整理し、この項を終わろうと思っていたのだが、思わぬところで堂ノ前16番地の情報と出会ったので、その事にふれておく。

 東京の電力会社がぶちまけた放射能のため、この辺りでは安心して家庭菜園の野菜が食えなくなった事とのかかわりだ。
 福島市の各支所等に持ち込んで食品等簡易放射能測定器で測定してもらう体制だったが、JA新ふくしまでも10か所測定所を開設したということだった。
 その受付所の「飯坂南資材店」の住所が何と飯坂町平野字堂ノ前16とあるのだ。
 それで、詳しく確認すると、ここが「新ふくしま農業協同組合・営農経済センター・資材店 飯坂南資材店」とあったり、「新ふくしま農業協同組合支店・出張所 飯坂南支店」とあったりするのだ。
 勝手に「飯坂町平野字堂ノ前16」の地点に建つのは民家と思っていたところだが、いわゆる農協の可能性もあると思えてきたのだ。航空写真にも写るので、少なくとも昭和27年から建っているということだ。
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 道路現標の設置場所だが、具体的には市町村の中心部、市町村役場の前、役場付近の主要道路の交差点脇などが多いとのことだ。それが一般的なのだが、管理の利便性から村役場の敷地内に設置された例も結構あるとの情報もある。
 そして、この時代、農協は役場に準ずる機関との見方が主流であって、村の中心部の役場近くにあったことが多かったという情報もある。
 これ等の情報を組み合わせて考えれば、「堂ノ前16」が農協ならば、そこに道路元標が設置される可能性はあるということだろう。道路とのかかわりは、飯坂街道とのかかわりで十分であり、他の道路とのかかわりに左右されないのではないかと思えるのだ。
 そういえば、平野村の道路元標探し始めの頃、農協がその候補地として紹介されたことがあった。ただ、当方には農協は現JA地点であるとの思い込みがあって捨てた情報だったのだ。
 勝手な思い込みを追加しておく。
by shingen1948 | 2016-08-23 09:52 | Comments(0)