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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫山散歩情報の確かめ~信夫山の魅力と聖性の維持②

 信夫山の魅力の一つが、山岳仏教の修業場であったというその聖性と神秘性なのだと思う。これは、近寄りがたいからこそ尊いという困難性の環境によってもたらされるという側面がある。
 先に、「信夫山めぐり【梅宮茂著】」を資料に紹介される登攀路の散策を試みたのには、その体験を通して、その近寄りがたい困難性が味わえるのではないかという期待感もあった。

 しかし、ほとんどの登攀路はハイキング路として整備が進められていて、その困難性は弱められている。比較的困難性が残る登攀路は、北側からの登攀路かなと思う。
 ただ、単なる散歩を楽しむ者にとっては、完全に未整備の状態でも困る。自分なりの感覚では、そういった我がままな条件を満たす登攀路が、北坂口登攀路(丸子口)ではないかなと思う。
a0087378_17322813.jpg 中腹の古峯神社参道として整備されるここが、その北坂口登攀路(丸子口)なのだと思う。
 この登攀路は、その古峯神社から少し上ると一周道路と交わっているが、そのままその一周路を越して、現在はテレビ中継塔が建つ奇岩怪石群の立山に出る。その立山を経由して、右手の尾根伝いに登ると熊野山に達する。
 この熊野山は現在建設省の無線中継所になっている。その影に、明治18年の金華山遥拝碑があって、三熊野神社の雰囲気の痕跡が残る。
 この辺りまでが、登攀路の雰囲気が残る。
 ここから先は下り坂になり、羽黒山の裏参道につながる道筋になるのだが、道筋は舗装されて、羽黒山の裏参道に出る少し手前には屏があって、無線中継所の管理下に置かれているようだ。小心者の散策人には、本当に大手をふって散策してよかったのかなと思わせる雰囲気が漂うが、右手には古峯原などの石塔群を感じながら下ることになる。
by shingen1948 | 2016-05-05 17:33 | Comments(0)