地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫山散歩情報の確かめ~羽黒権現⑱

 あらためて「信夫三山暁まいり」をネット上で確かめると、ウィキペディアでは「旧正月14日にあたる毎年2月10日から11日に福島市中心部にある信夫山で行われる祭事」と説明されている。
 また、羽黒山修験等山岳信仰とのかかわりは、その概要解説前半で次のように説明される。
 「信夫山を構成する羽山、羽黒山、熊野山の三峰を祀る山岳信仰であり400年近くの歴史を有する祭事である」

 2月10日の開催日だが、これは「旧正月14日」とかかわっているということのようだ。
 その「旧正月14日」というのが、昨日整理の羽黒山修正会の「8日から五穀成就の神事『ミシホ(御修法)』に入って14日に結願するという日程」とかかわる。
 「この14日に結願する終会で御開帳となるので、郷民も参拝し、次の日の15日の小正月の暁の朝日を拝んで、早朝に帰宅した」というのが「信夫三山暁まいり」とのことだからだ。

 拝む対象が「15日の小正月の暁の朝日」というのがずっと気になっていたのだが、旧暦で生活してみた経験を有する人でないと分からないのだと思う。というのは、旧暦で生活してみると意識するのは月の満ち欠けなのだ。「15日の小正月の暁」の月は、年の初めの満月であり、それが沈むころに、朝日が昇る。だから、それを見て拝みたくなる感動になるのかなと勝手に想像を膨らます。
 
 山岳信仰とかかわる祭事というのが、「羽黒山修正会」のことで、これは著名な大寺が年始に国家長久を祈る法会神事とのことで、旧正月14日の羽黒山修正会(しゅうせいえ)の結願の行事ということだった。
 ちょっと気になるのが「400年近くの歴史を有する祭事」という部分。このままだと近年までこの祭事が継続していたように読み取れるが、実際には延宝3年(1675)には行われなくなったということだった。
 ここまでは、今までの整理してきたこととつながる。

 つながらないのが、ウィキペディアの「信夫三山暁まいり」の概要解説後半に「その日本一の大わらじを奉納する独自性から福島県を代表する祭事のひとつとして知られている」とあること。
 こちらは「信夫三山暁まいり」の機会に奉納されたという「大わらじ奉納」の話と「福島わらじまつり」の話、それに「信夫三山暁まいり」の話も合わせて解説されたもののようだ。

 
by shingen1948 | 2016-04-23 09:56 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)