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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫山散歩情報の確かめ~羽黒権現⑪

 「羽黒水と膝かぶ石」は、「信夫山めぐり【梅宮茂著】」の「馬の足あと石と名月の句碑」の次の項で解説されるが、場所的には同じ岩場のようだ。
 その位置について、「『淡島大神宮』の石塔と並んで『羽黒水』と刻まれた碑がある」と解説する。確認はしていないのだが、写真の左手に写りこむ石塔が、それではないのだろうか。その石碑の下の岩石に小穴が開いていて、水がたまっていたのだそうだ。
 羽黒の神が片目を痛めた時に、この水をつけて治ったという伝承があるようで、そのために目を病む者が洗流するということがあったのだとか。そのことにかかわって、トラホーム流行の際に埋められたことがあったのだそうだ。
 別説に、嫁ぐ前の娘が、鉄奨親(かねのおや)に伴われて羽黒山に参り、この羽黒水を歯につけてから鉄奨(かね)染をしたというのがあるという。
 この別説で気になるのは、羽黒山参道結界内は女人禁制ということだが、三の平から「寂光寺」を経由して羽黒権現に向かう女道が、ここにつながっているということのようなので矛盾はない。

 「膝かぶ石」はよく知らないのだが、「羽黒水の傍に『弁慶の膝かぶ石』という大石があって、膝をついた凹があり、錫杖をついた小穴もあって……」とある解説を位置情報として推測する。
 先の写真の右端に写りこんだ岩ではないかなと思うがどうだろうか。この岩の上部には、たしかに凹があるようにみえる。
 この「膝かぶ石」には、羽黒水とかかわる次のような別説があることも紹介されている。
 羽黒水で鉄奨(かね)染をした女がこの石で成女のしるしを誓った霊石とし、成女式を行った遺跡とする説もあるのだそうだ。なお、その説では、男子は葉山の道祖神石の前で成人の證をあげたとするそうだ。
by shingen1948 | 2016-04-13 09:16 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)