人気ブログランキング |

地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

鳥渡山王社付近の風景~「下鳥渡供養石塔」③

 「下鳥渡供養石塔」に描かれているのは、阿弥陀三尊来迎図という。宗教的な素養もないので、「来迎」を確認すれば、一般的には以下のような事とのこと(ウィキペデッイア)。

 浄土信仰では、臨終に際して紫雲に乗った阿弥陀如来が、往生者を極楽浄土に迎えるために、観音菩薩と勢至菩薩を脇侍に従え、とともに、極楽浄土へ迎えるために、来迎すると考えられているということだ。
 阿弥陀三尊来迎図では、中央が阿弥陀如来で、左脇侍として観音菩薩が蓮台を持ち、右脇侍として勢至菩薩が合掌するのが定型で、座像と立像があるとのこと。
 本来は浄土系の宗派の図様なのだが、実際には全宗派的な広がりを持っていたとのことだ。

 この視点で、「下鳥渡供養石塔」の来迎図を見直す。
a0087378_13243841.jpg 阿弥陀如来様のお姿は少し犠牲になるが、確認で新たな視点を得た脇侍と三尊の足元の紫雲に焦点を合わせる。
 前の蓮台を差し出されていらっしゃるのが左脇侍の観音菩薩様(向かって右側)で、後ろで合掌されていらっしゃるのが右脇侍の勢至菩薩(向かって左側)ということになるようだ。
 その足元は、この三尊が来迎するのに乗ってきた紫雲。雲足を後方になびかせているのだが、西方からやってくるわけだから、右脇侍の勢至菩薩(向かって左側)がその西方かな。
by shingen1948 | 2015-07-31 13:28 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)