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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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山田村の散策振り返り⑨~山王道筋沿いの鹿島神社⑤

 鹿島神社前に建つ「鹿島神社」の案内板には、その由緒について、次のように記される。
 由緒
 御鎮座については不詳であるが、その昔篠生(信夫)郷が湖沼であった時わずかに水上に出ていた鹿島の丘上に常陸国の鹿島神宮より蝦夷地経営の為分祀勧請されたと伝えられている。延喜式制定(905年)に当たり、本社もその例に入る。中世には牧野紀伊守の居住する小倉館と言う城舘があり、別名「小倉鹿島神社」とも称され、古くから信夫の古社として信仰が厚い
 信夫の里には鹿島神社が5社あって、延喜式内社は不明なところもあるようなので、延喜式内社である主張と絡めての紹介から、その主張部分を外させていただくと、ここは「中世には牧野紀伊守の居住する小倉館と言う城舘があり、別名「小倉鹿島神社」とも称され、古くから信夫の古社として信仰が厚い」という立地条件たったとの紹介になる。
 ここは「小倉舘跡」との視点で、少し引いた地点から眺めるとこんな感じ。
a0087378_755480.jpg
マホロンの「遺跡データベース検索」で、濁川水系で未調査の条件に絞ると以下の中世の城舘が検索できる。
 〇 小倉舘跡(福島市 小田字鹿島山)
 〇 朝日館跡(福島市 平石字朝日館)
 〇 古舘(福島市 小田字古館)
 〇 鳥谷野館跡(福島市 鳥谷野字館)
 〇 砦城跡(福島市 平石字台)
 〇 八幡館跡(福島市 小田字八幡館)
 小田村内には、小倉舘跡の他に古舘と八幡館跡の検索。
 これからの散策とのかかわりで、山王道沿いの舘跡を視点にすると、ここ小倉舘跡と朝日館跡だが、山王道の到着地点である上鳥渡山の山王様の山の上にも朝日館跡があることを思い描く。

 「山形・宮城・福島の城郭」では、№307小倉舘は、「牧野紀伊守の居舘」と記される。鳥谷野の鹿島神社とのかかわりで気になる「鳥谷野館跡」は、「慶長年間の舘」と整理されている。
 なお、上鳥渡山王の朝日館については、「正治年間、信夫小太郎の居舘、搦手・堀が残る」ことが記される。

 「一統誌」の「小倉舘」の項では、「伊達 家の 臣 牧野 紀伊守 居住す」とし、 この方が大永年間に亡くなられて「鹿島院殿と号す」ことが記されているようだ。
by shingen1948 | 2015-06-19 07:59 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)