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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今までの山田村の散策振り返り④

 山神神社への道筋は多分この道筋だろうと見当をつけて、さてこれから山道になるなと思うと直ぐに、その道筋の右手に神社らしきものが眼に入る。
 ちょっと意外に感じたのは、小田村の山神様は、山の民の神様だろうとの勝手な思い込みがあったからなのだろう。その位置と感覚とのギャップだ。
a0087378_175942.jpg この山神神社は、山裾に住む農民の山神様の拝み処なのだとみれば合点がいく位置だ。山の神は、春には田の神となって山から降りてきて、秋になれば再び山に戻るのであって、その拝み処が山裾にあるという見え方をすれば、すんなりと受け入れられる。

 他所者の散歩人には、山田村から隣村の小田村へ移動するのに山を越えているというイメージを持つのだが、地図で確かめればそうではないことが分かる。山々から舌状に延びた山と山の間の耕地に集落の単位が広がっているのであって、舌状の山はその集落と集落の境界になっているということだ。山村というイメージとは少し違うようだ。

 ママチャリを引いてももう少し進めそうだということで、山に少し入ってみた。水槽脇の表示から小字「高森前」あたりまで進んだらしい事が分かる。その先が工事中になっていたので、そこから戻る。
a0087378_1814633.jpg 戻る時に気がついたのだが、道の右手に谷川が流れている。濁川の源流の一つなのだろうと思う。
 この濁川が、この辺りの耕地に豊穣をもたらしているのだ。山神神社が祀らるのは、その水源の一つがある山裾という見え方もできそうだ。

 とりあえず、この山神神社を山裾に住む農民の山神様とのイメージで整理しておく。
 ただ、半沢氏の「歴史地図」の山田村のところに「猪鹿防除のため鉄砲役免除」のメモが見える。この山神神社も、山の民の山神の性格もなかったとは言い切れないなとも思うが、実際はどうなのかな。
by shingen1948 | 2015-06-12 18:02 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)