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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫の里の狐達⑩

 福島盆地の散歩で気になる高まりは、信夫山・一杯森・石ヶ森だが、これに大徳坊さんがかかわるという伝説がある。この事については、先に「信夫の里の狐達」で整理している。
 http://kazenoshin.exblog.jp/17223485/
 更に、その大徳坊さんの伝説のかかわる「信夫山」・「一杯森」・「石ヶ森山」の山には狐さんが住んでいて、これが「信夫の三狐」といわれる狐伝説。
 「信夫山」に住むのは「御山の御坊狐」さんで、「一盃森」に住むのは「一盃森の長次郎狐」さん、そして、「石ヶ森山」に住むのは「鎌田の加茂左衛門」さんということのようだ。
それぞれの狐さんについては、先に整理したところだが、「御山の御坊狐」さんについて、まだ確認できていないことがあった。
 「信夫の里の狐達⑧~再び御山の御坊狐」で整理したように、「日本の民話13(未来社)【福島の民話(片平幸三)】第一集」に「御山の御坊狐」さんが住んでいるのは御山の裏側のガサブで、そのガサブ通りに近いほら穴に「ごんぼうぎつね」は住んでいるということだった。
 http://kazenoshin.exblog.jp/17394760/
a0087378_14563116.jpg これは、その地に鎮座する「川寒稲荷」。
 物語はそのごんぼうぎつねのほら穴に三匹の狐が集まる展開になるのだが、その「ガサブどおり」については「信夫の里の狐達⑨~再び御山の御坊狐②」で整理した。
 http://kazenoshin.exblog.jp/17401057/
 「ガサブ」の「が(川)+さぶ(寒)」という当て方で「川寒」という当て字だ。
 その川寒集落付近は、飯坂古道が走っていて、「ガサブどおり」とあるのがこの古道だろうと想像する。ここは、徒歩道と馬道が合わさって松川を越えるあたりだろうと想像するのだ。
 ここでは、「金福寺跡」という人々の信仰心とのかかわりについてふれたが、この古道の徒歩道の方は、もっと古い官道とも重なるとの見方もある事についてはふれていなかった。

 開発が進んではいるものの、この辺りは松川の河岸段丘形状で、「ガサブどおりに近いごんぼうぎつねのほら穴」があってもおかしくはない雰囲気。ここに「川寒稲荷」の場面設定があればより奥深い雰囲気のある場面設定になっていると思っていたのだが、この「川寒稲荷」が見つかっていなかったのだ。
 今回は、それが見つかったという話。写真で確かめたら、これが3月30日だったようだ。
by shingen1948 | 2015-05-18 14:58 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)