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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「東屋沼神社」~高倉山山頂の「祈雨」社

 「東屋沼神社」にかかわる風景を求めて高倉山に登ったのではなかった。
a0087378_842637.jpg 「東屋沼神社」を探していた時に、あちこちにこの山の案内板を見た。何だろうとは思ったがそれ程の関心はなかった。家に戻って「山田大清水」を確認している時に、信達ニ郡村誌の「大清水 東部清水山ノ下ノ路傍ニ在リ」という表現が気になった。位置関係から、ここで清水山とされる山が高倉山と案内されている山なのではないかと思ったのだ。
 出かけ直したのは、写真を確かめると4月30日のようだ。
 案内板に従っていくと、最終的に防火用水脇に建つ案内板からの登り口にたどり着く。人家の南側広場にママチャリを置かせていただいて、山に登ってみる。
a0087378_8454038.jpg 登っていくと、花桃の木が並んでいた。見頃はとうに過ぎた感じだ。
 確認した情報等を元に想像すれば、この花の見頃とかかわってこの山が案内されていたのだろう。これらの木々の見頃は4月中旬辺りかな。
 確かに、風景としては時期を逃しているのが分かる。それでも、登る途中から眼下に見える風景も悪くない。

a0087378_84871.jpg 山頂近くの平場には、まだ幼い桜の木が植えられている。その中で気になったのが「茂庭桜」の表示。若い頃にかかわった懐かしい地の名称に眼がいったのだ。
 「このはなさくや図鑑」というページに、この「茂庭桜」が解説されているのをみつけた。
 http://www7b.biglobe.ne.jp/~cerasus/cera-hm/c-moniwa.html
 そこに、「福島市飯坂町茂庭で自生していた桜です」とある。チョウジザクラとソメイヨシノの交雑種と考えられているとのことだ。
 ソメイヨシノの園芸種の一つともあり、全国的にも知られているようで、「茂庭ダムサイト」に植樹されたのもこの茂庭桜とのことだ。
 桜はどうみても桜としか見えない無粋者が知らなかったのは当たり前かもしれない。その確認で更に気になったのが「滝野桜」、茂庭の滝野とのかかわりではないのかなと確認してみたが、今のところは分からない。
a0087378_8501662.jpg ここが山頂のようだ。地図で確認すると標高112m。
 天照大神碑と社が並んでいる。その社に納められているお札が「祈雨」天水別之命・雷之命と風火川之命のようだ。「東屋沼神社」にかかわる風景を求めてきたのではなかったが、結果的にこの高倉山に雨乞いの風景が見えたということだ。
a0087378_851016.jpg
 直接的に「東屋沼神社」にかかわる風景というよりは、「山田大清水」にかかわる山の風景ではないのかなと勝手に思っている。
「東屋沼神社」とかかわる風景と言い切ることはできないが、「東屋沼」である現五色沼と底が通じている貝沼があるという信達の里の伝承らしき風景で、吾妻信仰とかかわるという風景に近いと思い込んでも違和感はないとはいえるような気がする。
by shingen1948 | 2015-05-09 08:52 | ◎ 信仰と文化 | Comments(0)