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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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再び仙台散歩④~「藤村広場」③~「初恋」歌碑

a0087378_10154320.jpg 「藤村広場」の東側に「塩釜神社」があり、その右手の商店街の花壇に、「初恋」歌が刻まれたプレートをX橋の欄干石柱に張り付けた歌碑が建つ。
 散歩の中で目にしたのは、以下の「初恋」の第ニ節。

 
 やさしく白き手をのべて
 林檎をわれにあたへしは
 薄紅の秋の実に
 人こひ初めしはじめなり
 家に戻って確認すると、ここには、以下の「初恋」の第一節も、同じように歌が刻まれたプレートをX橋の欄干石柱に張り付けた碑が建っているとの事。
 初恋
 まだあげ初めし前髪の
 林檎のもとに見えしとき
  前にさしたる花櫛の
 花ある君と思ひけり
 更に、以下の「初恋」の第三節も、同じように歌が刻まれたプレートをX橋の欄干石柱に張り付けた碑が建っているとの事。
 わがこゝろなきためいきの
 その髪の毛にかゝるとき
 たのしき恋の盃を
 君が情に酌みしかな
 島崎藤村「若菜集」より
 今のところ、ここには以下の第四節はなさそうだが、これ等は2004年に建立され、この通りが島崎藤村青春の地「初恋通り」と命名されたのだとか。
 やさしく白き手をのべて
 林檎をわれにあたへしは
 薄紅の秋の実に
 人こひ初めしはじめなり
 先に、藤村については誰しもが読んでいるだろう作品しか知らないとしたが、この歌は知っているとした作品の一つ。
 今回、改めて「10min.ボックス 現代文 [国語]」の「初恋(島崎藤村)」で、教科書的な知識を確認してみた。「草枕」では、否定的な意見にもふれてはいるが、それでも、この作品は情感豊かなみずみずしさの印象が強く、特に初恋の初々しさがいいなと思ってしまう。
 http://www.nhk.or.jp/kokugo/10min_gendaibun/index_2014_015.html
by shingen1948 | 2015-03-20 10:19 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)