地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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愛宕山散歩⑤~「与謝野晶子」歌碑③

 確かな情報なのか、推定の段階なのかは分からないが、ふくしまの舞台「飯坂温泉」によれば、一行の宿泊先は角屋なのだとか。
 「飯坂温泉史」では、その角屋温泉(枕水楼)は、枡屋温泉、花水館、と共に当時滝の湯を中心とした飯坂三大旅館の一つとしている。
 その飯坂三大旅館については整理しているはずと思って確認したら、角屋温泉(枕水楼)の整理は抜けていた。
 まずは「飯坂温泉史」での角屋温泉(枕水楼)紹介確認。
 飯坂三大旅館の一にして、摺上川の西岸にあり、客室は高尚なる意匠を凝らし皆岩壁に倚り、川を隔てて愛宕東のニ公園に対す。眺望絶佳、都人士の嗜好に適し浴客の待遇遺憾なきを期せり。

 次に、「飯坂ホテル聚楽」のホームページで、その沿革を確認すると、昭和37年(1962)年の項に以下の解説が見える。
 飯坂温泉旅館角屋を買収。(飯坂ホテル聚楽の前身)
 「水上ホテル聚楽」本格的リゾートホテルとして開業。従来の大型温泉旅館にホテルシステムを導入。以後、温泉リゾートホテルのスタンダードを築く。
 朝食のバイキング方式や、外国人ダンサーによるショーは、業界初の試みとして注目を浴びる。
 上越線上野~新潟間にて「列車食堂」開業。

a0087378_7444683.jpg 先に「「もう一つの奥の細道」⑱~「飯坂温泉」③」では、滝の湯を中心にした三大旅館を整理し、案内板に掲げられた風景を張り付けた。
 http://kazenoshin.exblog.jp/11627261/
 この写真は枡屋旅館側からの風景なので、今回は、角屋旅館側からの風景を張り付けた。
 この風景写真で、高台から摺上川沿いの共同浴場滝の湯隣の建物までの建物が、角屋旅館らしい事が分かる。
 「飯坂温泉史」の「客室は高尚なる意匠を凝らし皆岩壁に倚り、川を隔てて愛宕東のニ公園に対す」という風景ともよく重なる。

 東公園は、西根堰を中心とした対岸の風景だろうか。そちらは不確定だ。しかし、湯野村愛宕公園は愛宕山を中心とした今回散歩した公園と重なるはずだと思うのだ。
 それで、「眺望絶佳、都人士の嗜好に適し浴客の待遇遺憾なきを期せり」の解説とも重ねると共に、六首が「山の湯」をイメージさせることが、鯖湖湯ではなさそうだ思えるのだ。
 これらの描写の元になる風景が、この滝の湯を中心とした風景と見えるのは文学に疎いせいかな。
by shingen1948 | 2015-01-12 07:49 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)