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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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台山山麓散歩⑨―紫神社の旧地を訪ねる

 見送る者の喪失感ともかかわる事だが、喪失対象との距離感が保てない状態から、その距離感が生まれるのにはある程度の時間が必要になる。僅かにその距離感が感じられるようになると、その人が生きていた証のようなものを共有したいと思うようになる。
 「忌中」とか「喪中」とかというのは、別の意味で設けられている期間だと思うが、その時間的な長さが、心の整理に必要な時間と重なっているようにも思える。

 さて、先に大福寺脇の紫神社について「大笹生城跡④」でふれたことがあった。
 http://kazenoshin.exblog.jp/8221957/
 この時には「信夫の庄司佐藤元治(基治)の土産神にて昔は大社なる由、北極紫徴垣帝座を祀ると伝えられる」との説明にかかわって確認した。
 「信夫の庄司佐藤元治(基治)の土産神にて昔は大社なる由」の部分は、「信達一統志」に記載されていることらしいことと共に、「北極紫徴垣帝座」について確認した。
 再掲すると、「北極星が宇宙の大元とみてそれを神格化する。そして、北極星と周辺の星座で中宮を形成する。北極星が太一、その近くに太子・后の星があり、紫徴垣というのはこの天帝の一団の星をいう」とのこと。

 この紫神社の所在地だが、「笹谷大笹生地区の文化財」では大笹生字宮地内とする。そこから現在地に移動してきたということなのだが、この時にはそのことを知らなかった。
 この紫神社は、北という方向にこだわっているとの事なのだから、散策を楽しむ者としては本来の地を特定することが必要なはず。ということで、紫神社の旧地を訪ねることにしたのだ。

 まずは、大笹生字宮地内のおおよその位置を地図で確認して出懸けてみる。
 その現況は、高速道路建設真只中だ。進入禁止ではあるが、徒歩の者を規制する気配はなさそうなので、元々の地形を確認させていただく。
 それから、その字地付近進入可能な部分を歩いては、少しずつ北側に回り込んでいって、町大笹生の「西海道」抜けられる道筋を探って、工事現場の西側に回り込む。こちら側からも字宮地内の風景のイメージを把握する。
a0087378_1643199.jpg ここからは情報の収集だが、これは、得られた情報をもとに、散歩で実感した地形を考慮して、おおよその紫神社旧地の位置らしきところをプロットした地図だ。

 まず、「西海道」を散歩中の方に声をかけてみた。
 紫神社を尋ねれば、はじめに案内されるのは大福寺脇の現在地だ。それで、更にその旧地を知りたいのだと続けた。すると、簡単に「西海道」から東方面に抜ける道筋が案内されたのだ。
 この道筋は今回整理の上戸内薬師への道筋と同じ道筋で、この道筋の防火用水の所から北側に入ったところが上戸内薬師堂という位置関係だ。
 紫神社旧地へは、道筋をそのまま真っ直ぐ進んでいくというのだ。フルーツラインを越える農道がつながっているので、その道筋を高速道路工事現場まで進むと、その直ぐ手前が紫神社旧地なのだとか。
 いわれるままに進んでいくと、防火用水の所で柿をもいでいた方に出会う。
 次の情報が、この方に同じように尋ねた回答だ。
a0087378_16491695.jpg
 同じように高速道路工事現場手前である事が案内されるのだが、更に詳しく尋ねると、高速道路の西側側道になっている辺りだと、具体的な情報が得られる。
 その道筋を進んで高速道路工事現場に突き当たった現場がここだ。この写真の高速道路左手側道辺りが旧地とのことだ。
Commented by ハッシ at 2014-12-14 20:31 x
再開にほっと安堵いたしております。
Commented by shingen1948 at 2014-12-16 17:21
お声かけありがとうございます。
気ままにゆっくり再開します。
by shingen1948 | 2014-12-14 16:50 | ◎ 信仰と文化 | Comments(2)