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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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三角山の散歩⑥―井野目沼構想

 平成21年(2009)年の散策時に蘇った記憶が幾つかある。その一つが、井野目の三井戸の話ということで、4回に分けて整理してきた。
 もう一つ蘇った記憶が、井野目沼構想だ。ただ、思いだしたのは、その沼は底が抜けて水が貯まらなかったと説明された事とその場所だけだった。
 それが、今回の整理中「平野の伝承とくらし」の「小字沼前」についての解説中に、この沼構想に関わりある記載を見つけたのだ。
a0087378_8354362.jpg 井野目堰の水を「小字沼の内」に大きな池を作って水を貯めて分水する構想があったとのことだ。土手を築いて、実際に水を引き入れてみたが、地盤がザルで水が溜まらずに計画は中座したという。
 この計画場所がここだと思う。
 「土手を築いて実際に水を引き入れてみた」とあることに相応しい地形と案内された記憶とを照らし合わせての判断だ。
 沼前
 沼前町内には、沼の内、沼前、堰端、沼畑の小字があります。
 井野目堰の水が隧道から出て小さな川のように堀を流れる所が小字の沼前と堰端の字境辺にあります。
 この井野目堰の水を大きな池を作って水を貯めて分水しようと考えました。
 今の沼の内を中心に水を貯めるための土手を築き、水を引き入れましたが、地盤がザルで水はたまりませんでした。沼造りは中止になりました。
 この事があって沼前の名前ができたと聞いております。
 この解説でもう一つ気になるのは、隧道から抜け出た井野目堰の水は「小字沼前」と「小字堰端」の字境の堀を流れるとあることだ。「小字沼前」と「小字堰端」の字境の堀の前の部分は現在は堀になっている。しかし、そこが昔は隧道だったというふうに読み取れる。
by shingen1948 | 2014-11-02 08:40 | ◎ 水 | Comments(0)