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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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汚されっちまった信夫山から ③

「浄土平ビジターセンター」の「浄土平のページ」に、吾妻山信仰にかかわる歴史年表がかかげられる。その中心は会津のようだが、中には、明かに信夫の里側がかかわっていると思われる項目がある。その中の石塔や石像にかかわる項目を拾うと以下のようになる。この中に一行だけ信夫山とのかかわりが記載される。
明治21年(1888) 姥ケ原に「姥神」像を建立する(信夫部西部地区15名)
明治34年(1901)高湯温泉に石塔「吾妻山」を建立する(菅野三四郎、後藤源兵衛)
高湯温泉不動滝の滝下に石像「不動明王」を建立する(信夫郡内有志)
明治36年(1903)桶沼下に石祠を建立する(信夫郡内有志9名)
昭和元年(1926)庭塚姥堂に石祠「吾妻山大権現」を納める(信夫郡内有志)
昭和4年(1929)高湯温泉に奉納板「吾妻山大権現」を納める(信夫郡内有志)
昭和15年(1940)谷地平に「白鳳寺遺跡」碑を建立する(祈願、福島市八幡院)
昭和16年(1941)福島市渡利に石塔「吾妻山大権現」を建立する(発願、福島市八幡院)
昭和24年(1949)信夫山に石塔「吾妻山」を建立する(信夫郡内有志36名)
昭和54年(1979)駕龍山稲荷(吾妻山大権現関連)を再建する(福島市有志59名)
昭和59年(1984)吾妻高湯温泉、不動滝展望台に「不動尊」を建立する(福島市有志)

a0087378_1227021.jpg この中の「昭和24年(1949)に、信夫郡内有志36名によって建立された石塔「吾妻山」は、月山の境内に相当する範囲の南西端にある。
 放射線量の関係で躊躇させられるが、短時間なので確かめることにした。

a0087378_17525199.jpg
 信夫郡内有志の36名の名が、刻まれているのだろう。

 このうちの「昭和元年(1926)庭塚姥堂に石祠「吾妻山大権現」を納める(信夫郡内有志)」については、庭塚の散歩でふれたが、「昭和元年(1926)庭塚姥堂に信夫郡内有志によって納められたという石祠「吾妻山大権現」は確認していない。


a0087378_12325599.jpg この散歩とかかわて、月山神社脇のこの姥神とされる石像も気になる。
 月山神社の案内板には、「(月山神社の)祈祷所わきには姥神などもあり、これより湯殿山に向かう道の岩山には、吾妻権現なども祀られている」と紹介される。この像、姥神に見える羅漢様という見え方もあるようだが、分からない。

 なお、八幡院がかかわる以下の項については渡利の散歩で先に整理している。
 「弁天山⑩~吾妻山信仰と渡利」
 http://kazenoshin.exblog.jp/9095751/
 昭和15年(1940)谷地平に「白鳳寺遺跡」碑を建立する(祈願、福島市八幡院)
 昭和16年(1941)福島市渡利に石塔「吾妻山大権現」を建立する(発願、福島市八幡院)


※ 先に掲げた吾妻碑では、信夫郡内有志の36名の名が、刻まれていることが分かりにくいので、村毎に氏名が刻まれている様子が分かる写真に交換した。
by shingen1948 | 2014-10-01 12:34 | ◎ 信仰と文化 | Comments(0)