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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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磐越西線東長原駅「昭和電工貨物専用線(廃線)」②

 東長原駅は、先に整理した会津若松駅から上り線(郡山方面)二つ目の駅。
 その歴史は、比較的新しくて、戦時中の昭和15年に駅向かいの昭和電工の前身日本電気工業が、従業員輸送を目的として全額会社負担する請願駅として設置されたということらしい。
 これと同時に、工場構内に専用線を引きこむ工事も行われたという。それが「昭和電工貨物専用線(廃線)」ということのようだ。
a0087378_991165.jpg
 この駅は、2面2線の単式ホームだが、その東側のホームから、そのスイッチバックで上って行く構造跡が観察できる。上り切るのに4点の折り返し点があって、最後の段西奥のもう一つの折り返し点で、工場内に進入する。
 その折り返し点で挟まれたラインは、徐々に上って行く事が分かる。
 フェンスの奥が、現昭和電工東長原工場になる。

 写真では3段のラインが引いてあるが、「ウィキペディア」では、2段のスイッチバックで上って行く構造とする。一番下のラインは、上るためのラインではなく本線から折り返して引き込み線に入ったというラインという感じかな。
 2番目のラインが傾斜が最もきつく、明かに上って行くライン。次のラインで堰の最上のラインにたどり着いてその最上のラインを進んで、今度はやや低い工場に下りながら進入するための折り返し点に向かうというのが、「街道wab」で紹介される5つの折り返し点と「ウィキペディア」で紹介される構造とのかかわりかな。

 まず、その西側の折り返し点の確認をする。実際には、複雑な要素があるようだが、出来るだけ単純に概念化する。
a0087378_910493.jpg これは、東側のホームから広田-会津若松方面を眺めているが、本線から外れて行く線路の先に見える草むらが最初の折り返し点で、ここから、先の写真の「1-2」ラインに入るということのようだ。
 この写真では分かりにくいが、草むらの手前が、国道49号線バイパスから福島県道7号猪苗代塩川線に抜ける道筋の踏切になっている。
a0087378_913499.jpg この写真が、その踏切付近。
 一番手前の線路が本線で、草むらの中に何となく線路が分かるのが、先の写真の折り返し点に向かう線路跡。踏切にもその線路自体が残る。
 その先に「折り返し点1」が想像されている。
 「折り返し点1」から1段目のラインに入り、反対側に「折り返し点2」で2段目のラインに入る。これがきつい坂道のラインのようだが、その坂道を登り切った地点が、この写真の踏切手前の高台のようだ。ここに2段目と3段目の線路の折り返し点3を想像されているらしい。
 3段目のラインを進んでいくと、「折り返し点4」があってそのラインを折り返してきたラインが、奥に現水道橋でつながっている丘のラインに入る。この奥の折り返し点5で折り返して、工場内に進入するという構造らしい。

 遮断機の車止めになっている付近(折り返し点3の向かい側)に、この踏切の見張り小屋があったということらしい。
by shingen1948 | 2014-08-17 09:16 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)