地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅⑯

 「温泉案内【鉄道院 編(大正9年)】」が案内する庭坂駅から「微湯温泉」への道筋を確認したところだ。
 確認しているのは、庭坂駅から高湯温泉や微温湯泉へ向かう道筋だが、漠とした吾妻連峰のイメージが頭にあって、これらのアプローチ口からのイメージ的なつながりも意識している。

 「温泉案内」には、もう一つの「微湯温泉」への道筋が紹介されている。それが、高湯温泉から「微湯温泉」へ向かう道筋で、これが最も容易だとしている。その理由として、高湯迄は馬も駕籠もあるからだとする。
 「信夫高湯温泉」
 奥羽線庭坂駅より西2里、坂路で車の便はない駄馬1頭1円60銭、人夫一人80銭荷物は7貫目まで、以上1貫目毎に10銭を加える。駕籠荷は3円50銭、荷物は3貫目までは無料で運搬する。

 手持ち地図では、この「信夫高湯温泉」から「微湯温泉」へ向かう道筋は表記されていない。a0087378_11312070.jpg 「スキーとスケート【鉄道省(1924)】」の「五色付近スキー地」の基本的な「スキー滑走路」として高湯温泉から微湯温泉への道筋が紹介されているのをみつけたが、この道筋と重なるのだろうか。

 点線は、上級者コースらしい。
 微温温泉から高湯温泉を経由して町庭坂に降りて行くというコースのようだが、それにつながる上級者コースが二つ紹介されている。
 その一つが、高山から微温温泉までのコースで、もう一つが、東吾妻山から吾妻富士を経由して微温温泉までのコースということのようだ。

 実際に歩くのは、ママチャリと徒歩では庭塚(在庭坂)周辺という狭い範囲であり、今回の散歩で、微温温泉や高湯温泉まで向かうつもりはない。
 資料での確認とする。

 この「信夫高湯温泉」から「微湯温泉」間のコースにかかわる内容を見つけたのは、「福島登高会」の「不動沢」登山記録が紹介されているページだ
 その主な内容は不動沢の沢登りだなのだが、その行動記録の中に、「高湯温泉から微温湯温泉への道」についてふれている部分をみつけたのだ。
 その道筋とかかわる部分とその部分図だけを抜き書きさせていただく。
a0087378_11361733.jpg
 ○ 高湯温泉から微温湯泉への道は今では歩く人もなく、歩きなれた道だったはずなのに、最後まで見つけることができなかった。
 ○ あったはずの高湯から微温湯温泉へ向かう登山道の標識が無くなっている。通い慣れたはずの登山道がゴルフコースの拡幅のため無くなってしまった。入口がいくら探しても見つからない。
 ○ しかたがないので地形図を頼りにヤブ漕ぎを開始し、ようやく昔、微温湯温泉に引いていた電線の道に降り立った。いずれ刈り払いをすこともあるかなと思い、ゴルフ場跡まで登り返して赤布を付けた。1時間のロスをした。
 掲げられた地図と照らし合わせれば、現「花月ハイランド」の東側に、元高湯ゴルフ場跡があって、その中を東に向かい、ある地点から南下して進むと、沢越えの地点に、「微温湯温泉に引いていた電線の道」とつながる道筋があるということらしい。
 なお、近くのユースホステルに宿泊し、ここで紹介される不動沢への道筋は子供連れで歩いた事がある。勿論、滝をみて引き返しただけだ。
by shingen1948 | 2014-08-08 11:38 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)