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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅

 「隠れて優秀な温泉新案内【森川憲之助 著(大正15)】」も「高湯温泉」や「微湯温泉」は、庭坂駅とのアクセスが便利として紹介される。
 「高湯温泉」へのアクセスについては、「温泉案内【鉄道院 編(大正9年)】」とその料金にやや違いがあるものの大差ない。散歩を楽しむ者にとって面白い紹介は、「微湯温泉」への以下のアクセス紹介。
 「微湯温泉」
 奥羽線庭坂駅より南3里、福島市より西4里23町、福島微湯間は最近県道全通し、人力車が通ふやうになった。庭坂より駕籠(賃10円) 駄馬(賃3円)の外乗物なし、荷負人夫賃1円70銭。其他二本松より土湯越をして行く道もあるが、道路険悪。
 庭坂駅前の下駄屋(小田栄三郎)及び日山坂下(庭坂と温泉との中間)の中島儀右衛門の両人と温泉旅舎との間に特約があるので、山籠、駄馬、人夫等の世話をしてくれる。
a0087378_5385843.jpg 具体的に、庭坂駅前の下駄屋(小田栄三郎)がアクセスの世話をしてくれるとある。
 恐らく、奥羽線庭坂駅より西2里15町と紹介される「庭坂駅より姥堂まで道路平坦、それより駄馬2円駕籠70銭荷負人夫1円」という「信夫高湯温泉」へのアクセスの世話もしてくれたのだろうと思う。
 庭坂駅前を写した時に写り込んでいたこの庭坂駅前のお店は、「SHOES&CIGARETTES」とあり、「ASAHI(アサヒシューズ)」の看板が下がる。a0087378_5401488.jpg また、店前の街路灯には「たばこ・履物」の広告が、……。ということで、このお店がその「庭坂駅前の下駄屋」さんなのだと思う。

 もう一人の「日山坂下(庭坂と温泉との中間)の中島儀右衛門」さんだが、「日山坂下」が確認できない。姥堂付近から南にある地名とみる。
 昨日情報をお借りした「温泉案内【鉄道院 編(大正9年)】」の「微湯温泉」へのアクセス①の「姥堂より約半里は平坦な細道で、後の一里半はかなり険しい山道で徒歩を要する。此處からは荷物運搬の人夫が傭(やと)へる。」と重なる情報なのだろうとも思う。

 確認していく中で思い出したのが、「峠駅」から案内されている「滑川温泉」・「姥湯温泉」に山に詳しい方に誘われて出かけた事があったこと。そのルートは、浄土平から「姥湯温泉」に行き、ここで一泊して、「滑川温泉」経由で峠駅に出て、奥羽線で福島に戻るコースだったこと。
 地図でそのルートをみると、浄土平から一切経山→五色沼→家形山に抜ける辺りまでは確認できるのだが、そこから姥湯温泉の崖までが確認できない。思い出すのは、その崖の梯子を下って露天風呂脇から宿に入ったことだ。
 ここで一泊してからのルートは、「峠駅」から案内されている「滑川温泉」・「姥湯温泉」の逆コース。
 姥湯温泉から徒歩で滑川温泉まで下った。そこでまた風呂に入った。そこからは、温泉が用意したバスに揺られて峠駅。そこから、奥羽本線で福島まで戻ったのだ。
 なお、この記憶の浄土平までの交通手段は、福島駅西口から出るバスに乗っていて、庭坂駅とはかかわっていない。
by shingen1948 | 2014-07-21 05:42 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)