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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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のりしろ散歩~奥羽本線~大堀川鉄道橋③

 庭坂事件慰霊碑に出会うきっかけになったのは、恐らく大堀川第二鉄道橋であろう鉄道橋だ。
のりしろ散歩~奥羽本線~大堀川鉄道橋③_a0087378_9122619.jpg この鉄道橋は、その直ぐ西隣りの鉄道橋だ。この橋も、プレートが草で覆われていて名称を確認できない。同じように、北側口は、鉄筋コンクリート製だ。
 大堀川から取水した用水路とも思うが、別の水源をもつのかもしれない。
 ここは、ちょろちょろという流れの感じの水の流れに、直接鉄道橋が架かっている。
 軽装でも大丈夫だろうと思って中に入って見た。奥を覗き込んでみたら、煉瓦造りの構造体が見えたので、そのまま進んだら、急に流れが強くなって足元が濡れてしまった。
のりしろ散歩~奥羽本線~大堀川鉄道橋③_a0087378_9132930.jpg 一枚だけ写して引き揚げたのだが、煉瓦造りの構造体を写すことができた。それが、これだ。
 大堀川第二鉄道橋は、明治32年建設の煉瓦拱渠(同ポータル)とのことだが、ここだってそれと変わらないような気がする。
 それで、ここから引き返して、大堀川第二鉄道橋と思われる鉄道橋をくぐって、南側に出て、その南側の入り口を確かめた。
のりしろ散歩~奥羽本線~大堀川鉄道橋③_a0087378_9142286.jpg それがこの写真だが、確かに明治32年建設の煉瓦拱渠(同ポータル)だという大堀川第二鉄道橋と思われる鉄道橋よりは小ぶりだが、同じような構造体に見えるのだが、どんなものだろうか。

 圃場整備記念碑は、その碑文で大堀川の役割を排水路と位置付ける。
 しかし、大堀川の本流と共に、ここも大堀川から取水した用水路ということなら、この地を潤す用水としての役割も担っているという事なのではないのかなとも思うが、どうだろうか。
 整備された地域の大堀川の主とした役割は排水路なのだろうが、本来的には、その地を潤す水の供給としての役割も担うということではないのかな。副次的かもしれないが、……。
by shingen1948 | 2014-07-10 09:19 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)