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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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のりしろ散歩~110.6mの三角点のある丘

 「のりしろ散歩~米沢街道の一里塚情報」との絡みでみたこの丘は、先に別の視点でも眺めていた。
 それが「標高110.6mの三角点のある丘」だ。

 直接的には、岩代清水の泉と池をめぐったとき、その風景とのかかわりでこの辺りの標高が気になったこととのかかわりだ。この散歩で眺める風景が、土地の微妙な高低差とかかわっているのだ。この辺りの風景は、標高110m~90mの範囲の高低差なのだが、これを散歩の中で実感しながら歩くために、正確な標高と散歩での実感を連動するのに、三角点にこだわったことがあったのだ。この丘を意識したのは、案内図にある中江渠筋の川筋を追っている時だ。
のりしろ散歩~110.6mの三角点のある丘_a0087378_18253322.jpg
 この丘の上に標高110.6mの三角点があるという推定からここに立ち寄っていたが、その三角点は確認しないままになっていた。その時の様子を「岩代清水の泉と池をめぐる⑮」でふれている。2011年 02月 15日だから、2011年3月11日の震災の少し前のことだ。
 http://kazenoshin.exblog.jp/12116842/
 今回は、手前の畑地風の土地での耕作はしていないようなので、ちょっとお邪魔してその三角点を確認したということ。

 2011年3月11日の震災では、おおきく揺すられたことで表面的になだらかに繕った地形はもろくも破壊されて、元々のその地の地形が表出した。
 その揺すりだされたその地の本来的な地形を確認して歩いたのは、「今からおもえば」として整理した続きで、震災から2か月後から「揺すり出された風景」を確認するのにもこの高低差の実感が役だった。
by shingen1948 | 2014-05-24 18:29 | ◎ 水 | Comments(0)