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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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季節だより「ソチ五輪と大雪被害報道の光と影と」②

 一つの事にスポットライトが当たれば、その他はその陰になる。それらは、偶然の重なりによる事もあれば、意図された事である場合もある。そのこととかかわって、大雪被害報道が、ソチ五輪の陰に隠れたことについて整理したが、今回はそれにとどまらない。
 その二つの報道の陰には、平和日本が危機に瀕する可能性を持つ施策や、原発再稼働を優先するエネルギー計画にかかわる情報があったという構造もみえる。ただし、こちらは常に情報が流されていてその危機感は麻痺させられているという側面がある。その情報が重なっている。

 前者は、武器輸出禁止3原則の変更、集団的自衛権の解釈の変更の動き、戦前の治安維持法を思わせる秘密保護法案などの動きだろうか。本当は、道徳の教化化など教育を変えようという動きもそれと重なるのかもしれない。たとえば、道徳の教化化は、個人の持つ価値観に国が特定の評価を加えるように基準化される事だ。思想の統一化が可能という意味からは、ちょっと恐ろしい流れかな。
 こちらの漠然とした不安感は、今のところ「ちいさなおうち」の視聴記録の再整理としてメモしておくことにした。

 後者が、相次ぐ事故のため中断していた高速増殖炉もんじゅの核燃料サイクル研究が復活するという情報、停止中原発の再稼働に向けて審査を急がせる指示をしたとの情報等だろうか。
 これも、マスメディアが五輪報道に熱中しそこに重なる大雪による被害にかかわる報道の中で流されるが、常に情報が流さていることで焦点化を免れる情報でもある。それが重なるが、受け取りは軽量化される感じかな。
 「原発『再稼働を進める』と明記 エネルギー計画政府案が判明【東京新聞(2014/2/25)】
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014022401002811.html
 新たなエネルギー基本計画の政府案が24日、明らかになった。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、安全性が確認された原発は「再稼働を進める」と明記した。再生可能エネルギーへの取り組みを強化する姿勢を強調し、福島を再生エネルギーの産業拠点にする計画を盛り込んだ。
 25日に関係閣僚会議を開き、決定する。与党との協議を経て3月中の閣議決定を目指す。
 東京都知事選で原発政策が争点化し、昨年末にまとまった当初案に対して原発推進のトーンが強すぎると与党内で批判が噴出、修正に追い込まれる異例の事態となった。(共同)
 福島の地では、さりげなく以下の情報が流れる。
 「全原協の首長ら福島第1を視察 構内や仮置き場など【河北新報(2014/2/22)】
 http://www.kahoku.co.jp/news/2014/02/20140222t63009.htm
 原発の立地自治体でつくる全国原子力発電所所在市町村協議会が20、21の両日、福島第1原発を視察した。
 18市町村の首長ら約50人が参加した。関係者によると、原発構内のほか、避難区域の除染廃棄物の仮置き場を見て回った。
 河瀬一治会長(福井県敦賀市長)は視察後、「福島のような事故は二度と起こさせてはならないが、原発再稼働については国の安全審査を経た後、それぞれの自治体が判断する」と述べた。
 東北からは福島県双葉、大熊、富岡、楢葉の4町のほか、青森県むつ市、青森県大間町、東通村、宮城県女川町の首長らが参加した。
 注目は、河瀬一治会長(福井県敦賀市長)の視察後の発言「原発再稼働については国の安全審査を経た後、それぞれの自治体が判断する」。
 思い出すのは、一年前、元バレーボール日本代表の三屋裕子氏が、経済活動の推進力としてのエネルギーの役割を踏まえた視点が必要との講演をし、その趣旨に沿って大熊町長が再稼働問題に言及したという以下の情報についてふれたが、その流れを強めてきたということかな。
 ○ 「福島・大熊町長が再稼働問題に言及 原発位置付けも、越前市で講演【福井新報(2012/3/24)】
 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/earthquakeafterayear/33791.html
 被災者として同情的にみる見方は大切だが、同じ穴のムジナかもと疑う見え方も要求される時期になったのかなと思うのはちょっと悲しい。
by shingen1948 | 2014-02-27 06:49 | ★ 季節便り | Comments(0)