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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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昨年の地域散歩情報をチェックする④~福島の建築関係 ②嶋貫家(福島市瀬上)

 佐藤家住宅とともに国指定文化財に登録されたと報じられた「瀬上嶋貫本家」は、整理していなかった。(「福島の瀬上嶋貫本家 佐藤家住宅 国指定文化財に 文化氏審答申【福島民報(2013/7/20)】)自分なりの番号では「福島の建築48」。
 「文化庁報道発表」から、この嶋貫家の部分を確認する。
 「登録有形文化財(建造物)の登録について【文化庁報道発表(H25/7/19)】
a0087378_421956.jpg 嶋貫家は、奥州街道瀬上宿で金融業などを営んだ。
 主屋は、街道側の大きな妻壁に下見板を張り、破風の拝みの飾りや窓庇などに洋風意匠を加味する。内部は上下階とも六間取系平面で一部を吹抜とし、神棚、座敷飾、欄間などいずれも上質な造作になり、2階洋間の内装も見応えがある。
 離れは、座敷飾に黒柿などの銘木を多用して施工も優れ豪奢な造作とする。屋敷構えを構成する文庫蔵や表門、土塀なども併せて登録する。
 その「瀬上嶋貫本家住宅主屋」はM32、「瀬上嶋貫本家住宅離」はT、「瀬上嶋貫本家住宅文庫蔵」はM初、「瀬上嶋貫本家住宅表門」M初、「瀬上嶋貫本家住宅門及び土塀」はM中の建設が記録されていた。
 瀬上宿散策はまだ整理していないが、掲げた写真は2009に散策した時のもの。ここも個人のお宅なので、その整理は控え目にしていた。ただ、何度か散策する中で、町裏通りに駐車場があったので、催し物の会場とされているらしいことは分かっていた。
 今回整理のためにいろいろ検索してみると、見学も受け付けていて、完全予約制、建物維持協力金(見学料)500円/一人という情報もあった。江戸時代の宿場であり花街でもあって、大いに賑わう「奥州街道瀬上宿」で、金融業などを営んだこととかかわるのか、着物、箪笥、金庫、電話機、人力車など、往時の調度品も大切に保存されているらしい。
 古民家や旧家の保存の在り方の一つの試みでもあるのかな。
a0087378_463315.jpg
 福島方面から旧奥州街道を瀬上宿へ北進してくると、旧奥州街道「一里塚跡」を経由して、阿武隈急行の踏切を越えて宿場出入口の鉤型を進むと直ぐに左手に現れる風景。  
 散歩の楽しみとしては、宿場としては端っこなのに、現況では瀬上宿の宿場の中心地よりもその雰囲気を醸し出すところかな。
by shingen1948 | 2014-01-08 05:59 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)