地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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大河ドラマ視聴「八重の桜」~第50話「いつの日も花は咲く」③

 敗者の歴史を刻む北の地に住む者が、大河ドラマ視聴の延長線上に首相の靖国参拝の問題を見れば、関心事の一つは、火種になるA級戦犯合祀に踏み切るのは、あの松平春嶽氏の直系のお孫さんなのだということか。会津で見える春嶽氏は、福井の悲劇を回避する目的で、会津の悲劇に導いた智慧者のイメージかな。
 靖国神社それ自体も、本来、薩長の戦死者を祀る慰霊神社であった神社の歴史の上に、日清、日露戦争の戦死者を祀る慰霊神社という歴史を加え、更に、第ニ次世界大戦の戦没者を祀るという歴史を積み重ねたというイメージかな。
 首相の靖国参拝の問題は、その最後の歴史の積み重ね部分が、それまでの歴史と違って、敗者の歴史であるということもかかわるように見える。そこがまた、大河ドラマ視聴「八重の桜」の会津の歴史のイメージと重なって見えるということでもある。

 【毎日新聞余禄(2013/12/27)】では、A級戦犯合祀にかかわる以下の昭和天皇の危惧が紹介される。
 近年元宮内庁長官のメモから、昭和天皇が靖国参拝をやめたのは、A級戦犯合祀への不快感であったことが明らかになったのだとか。また、神社と折衝した側近は、「国を安らかにしようと奮戦した人を祭る神社に、国を危うきに至らしめたとされた人を合祀する」違和感も言い残しているのだとか。

 あくまでも大河ドラマ視聴後の感想だが、敗者のリーダーは、その心情的な善悪にとらわれるではなく、負の連鎖を断ち切ることが大切に思える。その感想と毎日新聞余禄とは調和する。
 首相の靖国参拝の問題は、現代の現実のリーダーとのかかわりになるのだろうか。
 現代のリーダーは、負けを知らないエリートであろうから、敗者のリーダーは存外難しい事なのかもしれないなとも思う。
by shingen1948 | 2013-12-31 08:37 | 大河「八重の桜」視聴記録 | Comments(0)