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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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大河ドラマ視聴「八重の桜」~第50話「いつの日も花は咲く」③

 靖国神社には、明治維新直後に起きた戊辰戦争や日清、日露戦争、そして第ニ次世界大戦の戦没者が祀られている。今まで戊辰戦争での祭り方の問題意識が強くて、そこから先に進めていなかった。メディアが主として一義的に問題にする靖国神社に第ニ次世界大戦の「A級戦犯」が含まれていることまで進むことで、第49話「再び戦を学ばず」と重なるかな。
 しかし、現状の自分は、思考に耐えられる時間が極端に少ない。今回は、【毎日新聞(2013/10/27)】の「質問なるほドリ」に「首相の靖国参拝なぜ問題になるの?<東京裁判否定につながる>」という解説をみつけた。これは有難いということで、まずはこの記事の要約整理をしておく。

 「A級戦犯」とは、日本の敗戦後に連合国が開いた極東国際軍事裁判(東京裁判)で、高度の戦争責任があると認定された政治家や軍人たちをいうとの事。
 首相の靖国神社参拝の問題とかかわるのは、日本は昭和26年(1951)にサンフランシスコ講和条約を結んで独立を回復する際に、東京裁判の結果も受け入れている。そのため、首相がA級戦犯を祭った靖国を参拝する事は、内外で「東京裁判を否定し、過去の侵略戦争を正当化するもの」と受け止められる恐れがあるのだとか。
 これが、首相の靖国参拝を問題にする一義的な事かな。

 その火種になるA級戦犯が祭られるようになる経緯には、あの松平春嶽氏の直系の子息がかかわるらしい。
 靖国神社に祭られる戦没者は、旧厚生省援護局が神社側に届けた名簿に基づくという。
 A級戦犯として絞首刑になった東条英機元首相らについては、昭和41年(1966)に名簿が送られていたが、神社の最高意思決定機関である総代会は、長期間扱いを保留にしていた。それは、当時、靖国神社を国営化する法案をめぐって与野党が激しく対立していたことが影響していたのだろうというとのことだ。
 それが、昭和53年(1978)7月に就任した松平永芳(ひでよし)は、直後の同年10月にA級戦犯の合祀に踏み切る。
 その松平氏は、後にこの合祀について「東京裁判の根源をたたく意図」だったと語った記録が残っているという。神社の社報でもこのA級戦犯を「昭和殉難者」と呼んで犠牲者扱いをするなど、東京裁判への否定的な認識が表れているという。
 大河とのつながりでみれば、松平永芳氏というのが、本来的には福井の悲劇を回避して会津の悲劇するように智慧を働かせたあの松平春嶽氏の直系の孫なのだとか。

 安倍首相の靖国神社参拝にこだわる理由を、首相を応援する保守層の考えとして紹介される。
 その考えでは、占領時代につくられた体制を見直し、日本の「真の独立」を図ろうとする傾向があるのだとか。首相は、その期待に応え、憲法改正を含む「戦後レジューム」からの脱却を目指しているという。
 こういう政治姿勢は、米国を中心とする戦後の国際秩序に対する挑戦と受け取れられかねないとも指摘する。
by shingen1948 | 2013-12-30 06:49 | 大河「八重の桜」視聴記録 | Comments(0)