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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「フクシマ」は東京の出来事 ③~夏から秋にかけてのメモから

 東京を中心とした都会人の「フクシマ」は、脱原発を訴えるための道具としての言葉なのだろうと思う。最近見えてきたのが、期待したかどうかは分からないのだが、結果的には、脱原発を訴える東京は、その加害的側面を緩和してくれるという効果かな。

 原発事故:検察審査会に申し立て「東電幹部の不起訴不当」【毎日新聞(2013/10/16)】の記事について、昨日は、告訴団は福島の地検に告訴・告発したのだが、東京の地検が処分したので、不起訴の当否は東京の検察審査会が判断することになるという部分の確認をした。
 記事では、その東京の地検が処分した内容を以下のように記す。
 「東京地検は先月、事故の具体的な予測は困難だったとして東電幹部や菅直人元首相(67)ら計42人を不起訴にしていた。」
 この部分、告訴団のページを確認すると、「菅直人元首相(67)ら計42人」の告訴はしていないらしい。ここの部分、「東京新聞」は、告訴団が告訴した方を「東京電力福島第一原発事故の刑事責任を問うため東電幹部や政府関係者ら33人を業務上過失致死傷などの疑いで告訴・告発していた福島原発告訴団」と紹介する。
 告訴したのは、勝俣恒久東京電力株式会社取締役会長以下15名の東京電力関係者と班目春樹原子力安全委員会委員長以下15名の政府関係者、それに、山下俊一福島県放射線健康リスク管理アドバイザー以下3名の福島県関係らしい。

 ここに9名の開きがある。
 東京の地検が不起訴とした当時の告訴団のページを見ていると、メディアが正しく伝えていない結果のようにみえる。しかし、記事を見比べてみると、菅直人元首相以下9名の政治家を足して不起訴を発表したのは東京の地検で、メディアはその東京の地検の発表をそのまま丸ごと報じていたということらしい事が分かる。
 もし、ここに意図が働いているとすれば、その主体者はメディアではなく、東京の地検という構図らしい事が分かる。
 告訴団、検審申し立て 原発事故 東電幹部ら不起訴受け【東京新聞(2013/10/16)夕刊】
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101602000222.html
 東京電力福島第一原発事故の刑事責任を問うため東電幹部や政府関係者ら三十三人を業務上過失致死傷などの疑いで告訴・告発していた福島原発告訴団は十六日、東京地検が全員を不起訴とした処分を不服として、対象を勝俣恒久・東電前会長ら事故当時の東電幹部ら六人に絞り、検察審査会に審査を申し立てた。
 申立人は、福島県民ら約一万四千人の告訴団のうち、武藤類子団長など三人。申立書では「検察庁の不起訴判断を覆し、未曽有の大事故で誰も刑事責任を問われることがないという異常事態をただすべきだ」としている。
 告訴団は昨年六月、「津波対策を怠り、事故を引き起こした」として、勝俣前会長や班目(まだらめ)春樹・元原子力安全委員長ら計三十三人を福島地検に告訴・告発。捜査では、東電が二〇〇八年に十五メートルを超える津波を試算しながら対策を取らなかったのが過失に当たるかどうかが、最大の焦点だった。
 検察当局は「最も過酷な条件で設定した試算で、数値通りの津波の襲来を具体的に予測できたと認めるのは困難」と判断。福島地検から事件の移送を受けた東京地検は今年九月、他の市民団体から告発された菅直人元首相など事故当時の政権幹部ら九人を加えた計四十二人全員を不起訴処分にした。

by shingen1948 | 2013-11-06 07:21 | ★ 季節便り | Comments(0)