地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28

「フクシマ」は東京の出来事~吉倉→八木田散歩⑦

 八木田→方木田にかけての地形を確認しながら歩いていたら、荒川河川敷で集会が開かれているのに出会った。後で確認したら「原子力発電所のない社会づくりを訴える集会」とのこと。
a0087378_845819.jpg
 県内の報道で確認したことと照らし合わせると、出会ったのはリレートークの場面で、福島県や北海道、新潟、佐賀各県の原発所在自治体代表が反原発を壇上で訴えていたところだったらしい。
 各報道から拾うと、集会で採択されたアピールは、以下の事項らしい。
 ○ 政府による事故の収束宣言の撤回
 ○ 汚染水問題の抜本的解決
 ○ 徹底した除染と完全な賠償、
 ○ 県内のすべての原発の廃炉
 ○ 全国の原発の再稼働反対

 「フクシマ」の被害は福島だが、その当事者は東京の方々であり、対策の決定権者は東京の方であって、福島にはそれがない。そんな条件下で、叫び続けなければならないのだとは思うが、空しくもあるという感じがする。

 とりあえずその東京の報道を確かめる。
 福島で7千人規模の集会は大きい方だと思うが、そのまま記事を探しても見つからない。この集会の情報は、一度東京在住の原発問題に関心のある方の情報として検索にかけて、その情報の所在を確認するという手順を踏まないとみつからない小さな出来事だ。
 その確認した報道は、「福島で脱原発7千人集会 『不安抱き続けている』」【東京新聞(2013/11/2)】の記事。この記事では、主催者が挨拶で「原発事故が収束する保証はなく、県民は不安を抱き続けている。実情を全国に知ってほしい」と訴えたとし、「政府や東京電力に、福島第1原発事故の被害に対する賠償や除染、汚染水問題の解決を求めるアピールを読み上げた後、市内をデモ行進した」と紹介する。
 アピールの中の「政府による事故の収束宣言の撤回」と「県内のすべての原発の廃炉」、更には、「全国の原発の再稼働反対」は省略されている。
 東京の報道のみを情報として見る限り、被害の大きさは、経済保証で解決できそうな感じがする。そこには、「東京電力の原子炉は現状では収束不可能とも思える状態で、原発事故の与える影響は途方もないものであり、先の見えない生活を送る避難者は15万人を超えている」という悲惨な状況は見えないし、事故がわい小化される動きはとても危険であるという福島では誰もが感じている漠とした不安は見えてこない。
 福島で脱原発7千人集会 『不安抱き続けている』」【東京新聞(2013/11/2)】
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013110201002023.html
 脱原発を求める福島県民の思いを伝えようと(福島)県内の市民団体が2日、福島市で「なくせ!原発大集会」を開き、約7千人が参加した。呼び掛け人を代表し、福島県楢葉町から同県いわき市に避難している住職早川篤雄さん(74)が「原発事故が収束する保証はなく、県民は不安を抱き続けている。実情を全国に知ってほしい」とあいさつした。

 政府や東京電力に、福島第1原発事故の被害に対する賠償や除染、汚染水問題の解決を求めるアピールを読み上げた後、市内をデモ行進した。(共同)
 以下は、同じ程度の報道量の県内報道
 
「福島で『原発ゼロ』訴え集会 アピール採択、デモ行進」【福島民友(2013/11/3)】
 「なくせ!原発11・2ふくしま大集会―安心して住み続けられる福島を!」は2日、福島市で県内外から約7000人(主催者発表)が参加して開かれた。政府や東京電力に、福島第1原発事故による被害の賠償や除染、汚染水問題の解決を求める集会アピールを採択、デモ行進などをして原発ゼロを訴えた。
反原発の県内団体代表者らでつくる実行委員会の主催。呼び掛け人で楢葉町の住職早川篤雄さんが「原発事故は全く収束していない。早期解決を求め、人の住める土地に戻してほしい」と原発廃止への思いを訴えた。小黒敬三浪江町議会議長、市田忠義共産党書記局長らがあいさつした。
 リレートークでは本県や北海道、新潟、佐賀各県の原発所在自治体代表が反原発を壇上で訴えた。
 デモ行進はJR福島駅西口前や県庁前などで行われた。

by shingen1948 | 2013-11-04 08:10 | ★ 季節便り | Comments(0)