地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28

分かってはいたことだが、②

 一人区の福島県で、自民党の森雅子が脱原発を訴えて圧倒的な票を集めて当選した。再稼動に舵を切った自民党公認の候補者で、閣僚経験者でありながら、首相夫人同様、堂々と脱原発を訴えて見事な当選だった。
 選挙期間中、本部の方針とのねじれにかかわって、原発輸出や県外の原発再稼働については、その態度を曖昧にしてきたところだが、圧勝を受けて、県内の廃炉の訴えは維持しながらも、県外の原発の再稼働推進については、安倍政権の原発再稼働推進の立場に同調する姿勢を明確にしたとのこと。
 これも、そうなるだろうということは誰もが分かってはいたことだが、……。とりあえず、確認しておく。

 「【参院選与党圧勝】謙虚に政策遂行を【福島民報<論説>(2013/7/22)】」から、福島の原発事故に関わる現状を表記した部分をお借りして確認する。
 http://www.minpo.jp/news/detail/201307229778 
 本県は、原発事故で拡散した放射性物質の除染が遅れている。県内外にいまだに約15万人が避難したままだ。東電の賠償は滞り、国の賠償支援金は限度額に近づいた。追加支援が急務だ。
 原発事故の収束は、先が見通せてない。汚染水は増大し、海洋への拡散が疑われる。事故原因である溶融した燃料は、どこにどんな形であるのか分からない。作業進展に向けた人材の確保と育成、技術開発が待たれる。
 一方、復興の歩みは遅い。資材や人材の不足が足かせとなっている。風評被害は続く。農産物の価格は低迷し、観光地の入り込みも震災前を下回る。県や市町村が解決できない問題ばかりだ。原子力を国策として進めた政府は、課題を解決する責務がある。
 福島県民の現況認識は、おおよそ記されたた状況だと思う。そんな状況に置かれた福島県民のけなげな声を代表する方(=森雅子氏)が、共にその国策を支持して進めていきたいと表明したことは、自民党本部の心強い支援になるのだろうなと思う。
 「政府方針に従う」県外原発の再稼働で森氏、県内は廃炉強調【福島民友(2013/7/22)】
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00010022-minyu-l07 
 参院選福島選挙区で再選を果たした自民党現職の森雅子氏(48)は21日、当選後の報道陣の取材で県外原発の再稼働について「政府の方針に従う」と述べた。
 森氏は選挙戦の訴えなどで県内全原発の廃炉を強調しているが、県外原発については、安倍政権の原発再稼働推進の立場に同調する姿勢を明確にした。
 ただ再稼働の判断については「(原子力規制委員会の)安全基準をクリアした上で地元の理解を得ていくこと(が必要)」との見解を示した。「被災地選出の議員として原発事故の被害の悲惨さをしっかり伝え、安全な避難路の確保や対処法を訴えていく」とも述べ、東京電力福島第1原発事故の教訓を生かすよう提言する考えを示した。
 一方、県内の原発について、森氏は福島民友新聞社のインタビューに対し「福島県で(再稼働に)地元理解が得られるわけがない。廃炉作業も国が前面に立つよう主張していく」と述べ、閣内で全基廃炉を訴える姿勢を示している。

by shingen1948 | 2013-07-25 05:59 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)