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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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大河ドラマ視聴「八重の桜」~第27話「包囲網を突破せよ」

 ※ 7/12に、「会津の華は凛として【福島民友】」に紹介される八重の言葉は、「会津戊辰戦争」の「戦後の談片」の項に収録されているのを確認した。先の記事は、孫引ではなく「会津戊辰戦争」の「戦後の談片」で確認したという事で修正する。
 実は、出典を福島県立図書館に展示される「鉄砲で戦った婦人の思い出 【婦人世界(明治42年11月)】」と目星をつけて、ちょっと恥ずかしかったが、展示される同誌をガラス越しにじっくり読んでみたのだ。ところが、そこには紹介される八重の言葉が無かったのだ。
 それなら「会津戊辰戦争」をデジタル版で確認しているための見逃しの可能性が高いと考えて、同書を借りて確認してみたのだ。すると、その中の「戦後の談片」の項に、八重の言葉が紹介されているのを確認できたのだ。家に戻ってデジタル版を確認したら、この「戦後の談片」は収録されていないことが分かったという経緯だ。

 さて、今話では娘子隊が登場するが、この「八重の桜」放映以前は、政府軍と戦う婦女子で最も有名だったのが、この中野竹子らによって組織された娘子隊だった。その活躍の場が「柳橋の戦い」だ。この紹介資料は「会津婦女隊従軍の思ひ出(水島菊子)」をベースにする事が多いようだが、「会津戊辰戦争」の「戦後の談片」にもこの水島菊子の証言が紹介される。
a0087378_6494166.jpg ドラマでは参戦に関わるやり取りは、高瀬村に出兵していた家老・萱野権兵衛としている。この「会津戊辰戦争」を読んでみた範囲では、彼女たちは、坂下の法界寺で一泊した後、陣屋に向かい、旧幕府軍の古屋佐久左衛門率いる衝鋒隊への参加を願い出ているという事だったように読み取れる。この隊は、朝から城下の七日町を目指して進軍する予定だったのだ。なお、この衝鋒隊については「北国戦争概略衝鉾隊之記」を資料にすることが多いらしい。
 この「柳橋」は、米沢方面や越後方面から城下に向かう街道の交点で警備の要所になる場所で、家老・萱野権兵衛は、その米沢方面から進入してきたらしい。その両隊とここを警備する西軍長州・大垣藩の兵士との戦闘が、この「柳橋の戦い」という見え方になるかな。

 しかし、敵軍を突破することはできず、正午ごろ一旦後退し、高久へ戻っている。ここで、家老・萱野権兵衛と彼女たちが出会い、その目的と行動は称賛されるが、その後は城での行動を諭され、城に向かったという経緯になるらしい。
 ちょっと気になったのが、「会津家訓15箇条」の第4条「婦人女子の言、一切聞くべからず」とのかかわりだ。もし、最初から家老・萱野権兵衛とのやり取りだとすると、武士道を貫く会津藩士として、出陣の許可を求められても、会津藩士が女の手を借りたとあっては、末代までの恥であると考えたのではないかと思えたからだ。
 ただ、この娘子隊の目的が、照姫を警護するためであり、しかも有志たちによる自然発生した組織であることから、その主体的を尊重して参戦させたということでもあるので、ここまでなら、女の手を借りても許容できる範囲だったと考えたかも。
 八重よりも受け入れやすいかったのは、その目的と本来的な婦女子の武器である薙刀で戦っていることで、その活躍を伝えるのに、武士道の面目が保てるということがあったのではないかなと勝手に想像する。

 ドラマの概要については、エキサイト「大河ドラマ 八重の桜」のページから、第27話「包囲網を突破せよ」の粗筋をお借りする。
 http://tv.excite.co.jp/detail/nhk_taiga52/story_27.html
 「包囲網を突破せよ」
 城内の八重(綾瀬はるか)の元へ、日新館が焼失し重傷者たちが自害したという知らせが届く。怒りを抑えきれない八重は、男たちにまざり夜襲に出る。中野竹子(黒木メイサ)は母・こう(中村久美)や妹・優子(竹富聖花)ら女性たちで娘子隊を結成し、なぎなたを武器に城下の新政府軍に戦いを挑む。しかし、奮戦むなしく竹子は敵の銃弾により命を落とす。仲間たちが次々と戦死していくなか、八重の耳に懐かしい彼岸獅子の音色が聞こえてくる。

Commented by TUKA at 2013-07-11 20:58 x
中野竹子は顔面に銃弾を受けて即死。
妹がその首級を切り取って退却。
ってところはソフトに改変されてましたね。
ちょっと残念に思いました。
by shingen1948 | 2013-07-11 06:50 | 大河「八重の桜」視聴記録 | Comments(1)