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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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大河ドラマ視聴「八重の桜」~第17話 「長崎からの贈り物」

 先日、「八重の桜」の講演会に出かけた。講師の野口信一氏は、元会津若松市図書館長で、市史編纂に携わっていたという経歴の持ち主。それで、興味の一つにそういった会津の歴史を客観的に見るという立場の方が、今回のドラマをどんな風にみているのかというのがあった。
 この事に関しては、勝手に会津時代の八重さんのエピソードが少ないという事情と、覚馬を描いてもらいたいという思いのようなものを感じた。
 その視点でドラマを見れば、京の話では、みている方でもイライラするぐらいに薩長の主観で描かれる正史の幕末を会津の愚直さから見直す描き方なのだが、それが必要なのだろうと思えてきた。幕末の正史である薩長史観で描かれる中心人物と覚馬を丁寧に絡ませることで、覚馬が浮かび上がる。
 その覚馬が京に残り、八重が絡み同志社大学創立とかかわる新島襄とかかわるという展開が目論見の視点かな。

 今話の会津では、その覚馬の活躍と結びつくスペンサー銃が「長崎からの贈り物」として送られてくる。これはまた、会津での八重の雄姿のエピソードと結びつき、大河ドラマ「八重の桜」ポスターの姿と重なるのだろう。
 この時代の会津は、歴史好きが注目するドラマとしては描きづらいはず。京都を守る大義のために、日常生活をも犠牲にする悲惨な状況でしかないはずだ。更には、会津の時代の八重のエピソードはそれほど多くないという状況ならなおさらの事。
 それで、八重夫婦が旅に出るのだなと思ったら、それだけではなさそう。
 次回テーマが「尚之助の旅」で、二本松少年隊が熱心に砲術教練に励む姿に出会うとか。その伏線になっているということらしい。
 復興支援とのかかわりを視聴率と結びつける話は聞くが、地元では心配ないらしい。会津若松市では、大河ドラマ「八重の桜」効果で相当なにぎわいとか。その効果をそろそろ周辺市町村へお裾わけする時期らしい。そのねらいの一つが、二本松への波及かな。結構したたかな展開ということかな。
 なお、次回京都では、会津では山川とつながる薩摩藩士として知られる大山弥助が登場するという流れらしい。この方、会津戦で八重のスペンサー銃とかかわるとかかかわらないとか。

 ドラマの概要については、エキサイト「大河ドラマ 八重の桜」のページから、第16話「遠ざかる背中」の粗筋をお借りする。
 http://tv.excite.co.jp/detail/nhk_taiga52/story_17.html
 「長崎からの贈り物」
 孝明天皇(市川染五郎)の突然の崩御により、会津への帰国の機を失った容保(綾野剛)たち。その頃、覚馬(西島秀俊)は長崎でオランダ人医師から眼の診察を受けていた。そして、近く失明する事を知り呆然とする覚馬だったが、藩のために新式洋銃の買付に奔走する。新参の会津を相手にしない外国商人が多い中、レーマン(エリック・ボシック)というドイツ人武器商だけが覚馬の情熱に打たれ新式銃の大量買い付けに応じた。そして、覚馬はレーマンからきずなの証として一挺の最新式騎兵銃を贈呈される。覚馬はスペンサー銃と呼ばれるその銃を、会津で帰りを待つ八重(綾瀬はるか)の元へ送る。

by shingen1948 | 2013-05-04 05:40 | 大河「八重の桜」視聴記録 | Comments(0)