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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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大河ドラマ視聴「八重の桜」~第8話「ままならぬ思い」

 名君を、血筋・名誉・歴史的に名をなした方を視点に定義すれば、会津の殿様は名君だったのだろうと思う。
 視点を変えて、領民の生活に常に意を用いて、安堵させた方を名君とするならば、会津の殿様が名君だったかどうかは分からない。
 今話でも、会津から頼母がやって来て、これ以上強硬策を採るべきではないと説得する。この視点に耳を貸すようなら、後者の視点でも名君だったと言えるのかも知れないと思う。
 会津の殿様は後者の視点を退け、前者の視点を押し通す。その支えになったのが、会津藩の藩是とされてきた「会津家訓十五箇条」の精神で、特に、その一条、「会津藩たるは将軍家を守護すべき存在であり、藩主が裏切るようなことがあれば家臣は従ってはならない。」ということだろうと思う。

 この忠誠心と軍事力で、京都守護職に任ぜられ、幕府側の重鎮として新撰組等を率いることになったのだが、今話の注目は、会津藩主の忠誠心の「守護すべき存在」が、将軍家から朝廷にすり替わっていることかな。
 今話では、俗にいう官軍が、政局を乗り切る手段として朝廷を担ぎ出すのに対して、会津は「守護すべき存在」として朝廷をすえるという会津の立ち位置が整理されているように思う。ドラマの「天覧の馬ぞろえ」はその象徴かな。

 このこだわりが、戊辰戦争における会津藩の悲劇に結びつき、会津に今なお根強く残る長州への怨念は、その後の経緯もあるようだが、その根底には、このすり替わった忠誠心へのこだわりもあるという話かな。

 エキサイト「大河ドラマ 八重の桜」のページから、第8話「「ままならぬ思い」」の粗筋をお借りする。
 http://tv.excite.co.jp/detail/nhk_taiga52/story_8.html
 「ままならぬ思い」
 倒幕を目指す攘夷派の不逞浪士を取り締まるため、会津藩は剣が立つと評判の壬生浪士組を召し抱える事にした。こうした動きに危機感を持った長州派の公家たちは、容保(綾野剛)たちを都から追い出すため孝明天皇(市川染五郎)の名を語って偽の勅書を容保へ送る。しかし、容保はその策謀を知り、守護職への責任感をさらに強める。そこへ、会津から頼母(西田敏行)がやって来て、容保に、これ以上強硬策を採るべきではないと説得する。
 WBCの壮行試合の影響か、今話視聴率は、15.6%とか。
by shingen1948 | 2013-02-28 07:04 | 大河「八重の桜」視聴記録 | Comments(0)