地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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続・福島を通り過ぎた風~フクシマはすでに過去の出来事<平成24年2月の頃>⑤

 「フクシマ」にかかわって二つの辞任劇が展開された。そのうち、一方は行政的娑婆を見事に泳ぎ切った辞任劇であるが、もう一方は、行政的娑婆でおぼれてしまった辞任劇だ。
 まずは、行政的娑婆を見事に泳ぎ切った辞任劇。
 【福島民報】の「山下氏、長崎大復帰へ 福島医大は非常勤副学長に」の記事によると、山下俊一氏は4月から将来の学長候補として復帰するらしい。
 その理由は、原爆被爆者やチェルノブイリ原発事故を調査した放射線医学の第一人者であり、福島県の原発事故後の健康管理体制整備に尽力した実績などとのこと。
 氏は、原発事故直後の平成23年3月に県放射線健康リスク管理アドバイザー、福島医大特命教授を務め、同7月に福島県立医大副学長に就任し、現在「県民健康管理調査」検討委員会座長を務め、福島医大の放射線医学県民健康管理センター長だ。
 この役職のうち、福島県の立場として福島県立医大副学長を非常勤副学長とし残り、その上で、長崎大大学院医歯薬学総合研究科教授として復帰するとのことだ。
 批判はいろいろあるようだが、行政的娑婆を見事に泳ぎ切った辞任劇であることは確かだ。責任をとって潔く辞任して、別の天下り先のトップに就任する姿はいろいろ見させていただいているが、それよりは見た目にも恰好はいい。
 なお、長崎県の報道を確認すると、こちらの報道では学長候補の部分は伏せてあるみたい。
 山下氏、長崎大復帰へ 福島医大は非常勤副学長に【福島民報(2013/02/06)】
 http://www.minpo.jp/news/detail/201302066473
 東京電力福島第一原発事故を受けて福島医大副学長を務めている山下俊一氏(60)が4月から、休職中の長崎大大学院医歯薬学総合研究科教授に復帰することが5日、分かった。現在は常勤職だが、非常勤職として副学長職にはとどまる。

 福島医大などによると、山下氏は原発事故に伴う県民健康管理調査検討委員会の座長を務めているが、交代するかどうかは未定。兼務する福島医大の放射線医学県民健康管理センター長は、後任を置く方向で検討しているもようだ。
 山下氏の休職期間は3月末まで。福島医大は学内の放射線医学の医療・研究拠点化に欠かせないとして留任を求めていた。一方、長崎大は山下氏が原爆被爆者やチェルノブイリ原発事故を調査した放射線医学の第一人者で、本県の原発事故後の健康管理体制整備に尽力した実績などから、将来の学長候補として復帰を要望していた。
 山下氏は原発事故直後の平成23年3月に県放射線健康リスク管理アドバイザー、福島医大特命教授を務め、同7月に副学長に就任した。

by shingen1948 | 2013-02-19 06:00 | ★ 季節便り | Comments(0)