人気ブログランキング |

地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

「東京家族」視聴記録

 福島フォーラムで視聴する。 [1/19(土)公開]
a0087378_643393.jpg 「東京家族」は、1953年の小津安二郎監督作「東京物語」をモチーフに家族のきずなを描いた作品とか。
 瀬戸内海の小島に暮らす橋爪功、吉行和子が演じる老夫婦が、子供たちに合いたいと上京する。開業医の長男の家に、美容院を営む長女、舞台美術の仕事の次男が集まる。 
 この設定は小津安二郎監督作「東京物語」と変わらないとの紹介だが、こちらは視聴していない。この作品は、日本の社会が変わろうとする時代のある家族の日常風景を通して切り取った作品とのことだが、今の時代も、漠然と大きな変化を突きつけられているところに、東日本大震災が襲い、新たな迷いを突き付ける時代背景。
 その今を生きる家族の日常風景を描く事を通して、日本人のあり方とか家族のあり方とかを語りかけるということが共通のテーマらしい。

 親子関係は希薄であるという設定のようだが、その中にもやさしさが漂う。
 長男長女はやさしく迎え入れようとするが日常の生活に忙しい。両親の相手も出来ないから、お金を出し合って横浜のホテルに泊まってもらうことにするのだが、2泊の予定を切り上げて帰ってきてしまう。
 結果的に宿なしになった両親が、それぞれの計画でその日を過ごす事に。
 父は、同郷の友人宅へ、母は次男のアパートへ行くことに。そこで、母は、東京に来て本当によかったと安堵する出来事に出会って帰ってくるのだが、何があったかを話す前に、突然倒れてしまう。
 ストーリーは淡々と進むのだが、その中で家族とか絆とか日常の幸せってなんなんだろうと考えさせられる。
 特に、次男が、母に恋人との出会いを紹介する場面、父がその次男の恋人と向き合う場面を通して、気まずかった次男と父親のかかわりに新たな希望を匂わせて心に残る。
 最後に、日々の暮らしに戻る。そこにあるのは羨ましい瀬戸内海の小島の風景、隣の家族との濃い人間関係があるのだが、感じ入るのは、それは日常の暮らしでしかないという贅沢さかな。その暮らしの中で爪を切る姿でエンディング。

 【フォーラム福島】作品紹介
 東京家族
 2012年/日本映画上映時間2h26
 監督:山田洋次
 出演者:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣
 小島で暮らす夫婦が子供たちに会うために東京へやってきた。久々の再会に初めは互いを思いやるが、次第につれなくなる子供たちに淋しさを抱く父と母。誰よりも近いはずが時々遠くに感じてしまう。そんな、どの家族が見ても思わず共感してしまう物語です。山田洋次監督最新作!

 【エキサイトシネマ】作品紹介
 東京家族
 山田洋次監督83作目は小津監督へのオマージュ
 小津安二郎監督の代表作『東京物語』を現代の設定に置き換えた家族ドラマ。橋爪功、吉行和子、西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡など実力あるキャストを迎え、監督50周年となる山田洋次がメガホンを執る。田舎から上京してきた夫婦と東京で暮らす子どもたち、生活のリズムが違う家族が再会することで生まれる絆を時に愛おしく時に儚く描いていく
 ストーリー
 個人病院を営む長男、美容院を経営する長女、舞台美術の仕事をしている次男。東京で暮らす3人の子供たちに会いに瀬戸内海の小島から上京した周吉ととみこ。だが、楽しく滞在してほしいという子供たちの思いは噛み合わず、ある日とみこが次男の家で倒れ……。
 スタッフ・キャスト
 監督・脚本:山田洋次 ・製作:深澤宏、矢島孝・脚本:平松恵美子・撮影:近森眞史・美術:出川三男 ・音楽:久石譲
 出演:
 橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、小林稔侍、風吹ジュン、茅島成美、柴田龍一郎、丸山歩夢、荒川ちか

by shingen1948 | 2013-01-19 06:44 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)