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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島を通り過ぎた風~フクシマはすでに過去の出来事⑧

 報道されている事を確認していくと、安倍首相は、「原発ゼロ」を踏襲しない考えの浸透を加速させているように見える。これに関して、福島県知事は、年頭の記者会見で政府や東京電力に県内の原発の廃炉を求める考えを改めて示したとのこと。

 福島県内の原発の状況は、全てが廃炉に決まったと思いがちだが、今年4月に法的に廃止されたのは第1原発の1~4号機のみだ。
 第一原発の5、6号機と、第2原発1~4号機は、まだ震災による停止中であって、その今後については、東京電力は「未定」としたままだ。

 このことについては、先に「東日本大震災:福島第1原発事故 東電会長ら13市町村回り 「全基廃炉」明言せず」【毎日新聞】の2012/7/4の報道があるが、既にウェーブからは消えている。
 しかし、ニュースとして読んだこの時点と、現在ではその状況が大きく変化している。
 現在、安倍首相は、「原発ゼロ」を踏襲しない考えの浸透を加速させている。また、東電は、来年1月に発足させる新組織「福島復興本社」を通して、原発にかかわる直接の地元と関係改善を図っているようだ。
 そういう状況の中で、この報道を改めて読み直す。
 「東日本大震災:福島第1原発事故 東電会長ら13市町村回り 「全基廃炉」明言せず /福島【毎日新聞(2012/7/4)】」
 就任直後から、福島第1原発事故で避難を余儀なくされた被災自治体の首長らを訪れ、陳謝した東京電力の下河辺和彦会長と広瀬直己社長。3日には南相馬市や浪江町などを訪問し、予定していた13市町村を回り終えた。南相馬市では福島第1・第2原発の全基廃炉など3項目の要求書を手渡されたが、新首脳は「しっかり受け止めて最善を尽くす」と述べるにとどまった。
 3項目の要求は、全基廃炉のほか、原発事故の完全収束と安全対策の徹底、避難区域解除後の十分な賠償期間など誠意ある賠償。
 第1原発1~4号機は今年4月に法的に廃止されたが、震災で停止中の5、6号機と第2原発1~4号機の扱いについて、東電は「未定」としていた。このため、南相馬市の桜井勝延市長は「知事も被災地も全ての廃炉を求めている。廃炉を明言してほしい」と2人に詰め寄ったが、明言を避けた。
 桜井市長は会談後、廃炉について「国も同じように明言していないので、国と裏で話し合いができているのか、と疑念を抱かざるをえない。(再稼働を念頭に)『生かしていく』という思惑が見え隠れする」と厳しく批判した。【高橋秀郎】
 桜井市長の批判が、この時点より現実味を帯びている。
 「国も同じように明言していないので、国と裏で話し合いができているのか、と疑念を抱かざるをえない。(再稼働を念頭に)『生かしていく』という思惑が見え隠れする」。
by shingen1948 | 2013-01-05 05:39 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)