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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島を通り過ぎた風~フクシマはすでに過去の出来事⑦

 先に福島県の視察先川内村で、「安倍首相:「原発ゼロ」踏襲しない考え表明」したのも早かったと思ったが、その後の展開も速い。安倍首相は、原発再稼動、新増設、核燃料サイクルの護持、脱原発の停止などの政策展開を公言しているようだ。
 世界からみると、福島原発震災のただ中にあって異様な光景にみえるのだろうなと思う。しかし、原発推進の自民党が政権に復帰したのだから予測はできていたことだとも思う。情報の中には、福島原発震災で被災し、放射線で被曝した市民の悔しさと不安の中でという表現もみるが、これは当たらない。
 被災地福島でも、というより他県以上に自民党が圧勝しているはずだ。
 一見すると、福島県民の意思と乖離したように見える。しかし、目先の生活安定を何よりも優先させる県民性に、絆という思いやりがからみ合っているうちに、いつの間にか結果としては、そうなってしまっているということのようだ。

 今回、自民党福島県連が「ふくしま復興本部(仮称)」を設置し、県内原発全基廃炉を盛り込んだ県内版公約実現に向け党本部へ働きかけるとしたとか。
 福島県も県内原発全基廃炉の方針だ。福島県内の首長会の方々も、個人的には同じような方向での発言やご活躍も報じられる。
 しかし、福島県内の首長会として、その方針を打ち出すことが出来なかったはず。その後の各首長発言と照らし合わせて勝手な想像をすると、一町の強烈なアピールがあって全県としてまとまれなかったような印象。
 確かに、困難に立ち向かうのには、絆を強め全体がまとまらざるを得ない状況だったと思う。しかし、その結果としては県内原発全基廃炉の方針は打ち出せなかったはず。

 これも、絆のためには触れない方がいいのだろうか。【毎日新聞(1013/1/1)】の「原発交付金頼みの人件費情報」も見る。
 楢葉町が94%・大熊町が67%・富岡町が63%・双葉町が45%だとか。
 福島第1原発の直接的な地元が大熊町・双葉町で、福島第2原発の直接の地元が楢葉町と一部富岡町かな。

 福島県民の「民主党政権がだらしないから、自民党への期待が高まった」とのいい訳の中で、この課題はこれから、いのちを実感していない経済人、政治家、マスコミ人、学者文化人、原子力ムラの方々の手にわたる。そして、全国的な視野で原発再稼動、新増設、核燃料サイクルという原発推進が息を吹き返すというのが、これからの道筋になるのだろうと思う。
by shingen1948 | 2013-01-04 06:25 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)