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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島を通り過ぎた風~フクシマはすでに過去の出来事③

 【朝日新聞(2012/12/19)】が、自民党県連が18日、県議会議員会に「ふくしま復興本部」を立ち上げたことを伝える。震災・原発事故からの復旧復興を進めるために、被災市町村の要望を聞いて、党本部や国に働きかけていくとか。
 http://www.asahi.com/news/intro/TKY201212180468.html
 これって、先にもできたことなのではないかなと思うのは素人考えのようだ。先にやらなかったから復興が進まなかった。復興が進まなかった事が、今回の勝利に結びついたということのようで、これが大人の読みらしい。

 さて、今回の選挙結果について【朝日新聞(2012/12/20】が、「被災市町村長ら注文」として被災市町村長の意見だとして伝える記事をみる。 その注文の内容は、復興にかかわることにしぼっているようで、その被災市町村の範囲も、浪江町・楢葉町・双葉町・大熊町・富岡町・飯舘村・南相馬市に限定して被災市町村としているようだ。
 http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000891212200001
 読み手は、この注文の裏に原発問題をどう考えていらっしゃるのかなということがあるはず。記事にはないので、先に固定しておいた福島県立地自治体首長の大飯原発再稼働時に表明した見解から想像する。
 これを頭におきながら見比べ、更に最近の復興にかかわる動きをみれば、素人にも大人の読みらしいものが分かる。
 「大飯原発再稼働④~再稼働決定と福島県立地自治体首長の見解」から、各首長の意見部分を再掲する。
 http://kazenoshin.exblog.jp/15593457/
 ⑤ 福島県双葉町町長井戸川克隆町長
 事故原因がはっきりしないまま再稼働させるのか。おおい町のみなさんは、全部を失い再建する土地もない私たちの状態を見るべきだろう。
 ⑥ 福島県大熊町渡辺利綱町長
 災害対策は当然取られているだろうし、関西という大きな経済圏を抱え、地元の雇用など課題もある中での判断。尊重したい。
 ⑦ 福島県富岡町遠藤勝也町長
 安全を後回しにする政府に不信と怒りを感じる。原発事故が風化したためか。今も事故に苦しむ福島県民の心をそぐかのような対応だ。
 ⑧ 福島県楢葉町松本幸英町長
 福島県の教訓が生かされず、電力需要や経済界に判断を迫られたのが現状。政府は今後のエネルギー政策ビジョンを早急に示すべきだ。

 上記4つの意見は、批判的な意見が3町で、肯定的な意見が1町とみる。
 この時の意見の対立軸として、双葉町の井戸川町長が『全部を失い再建する土地もない私たちの状態を見るべきだ。』と苦言を呈したのに対し、大熊町の渡辺利綱町長は『尊重したい』と答えている。
 このうち、報道を通して、福井県民の誘致応援に大きな声を挙げるのが、大熊町の渡辺利綱町長の「尊重したい」という考えらしい。
 「福井新聞(2012/3/24)」は、「福島・大熊町長が再稼働問題に言及 原発位置付けも、越前市で講演」と題し、大熊町町長の福井県内での講演活動を伝える。

 これ等と、東京電力復興本部立ち上げ、国の復興計画のモデルケースなどの行方、それに双葉町の混乱のニュースを読むのが、大人の読みに近づくことなのかなとは思う。しかし、自分には人間の性とそれを操る集団とそのメカニズムにしか見えない。
 大人になり切れない素人のままということかな。
by shingen1948 | 2012-12-31 05:20 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)