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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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2012晩秋の頃<柿の廃棄> ~現地説明会の行き帰りに②

 駐車場から現地まで送迎していただけたのだが、帰りは歩かせてもらった。厚樫山に登ったり、石母田地区を散策したりしたイメージの連続性を持たせたかったからだ。
 その途中で見た柿の廃棄作業の風景。
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 県が、福島市や伊達市など6市町に対し、今年産のあんぽ柿と干し柿の加工を自粛するよう要請したのは10月初旬。
 この頃、我が家の柿の放射性セシウムを計測してもらっている。前年、できるだけ枝の表面は剥いだので大丈夫かなという期待があったのだが、計測結果は、二つ放射性セシウム合計で47Bq/㎏とのことだった。食える食えないということなら微妙なところだが、自ら栽培し自らが食べる楽しさということからすれば、わざわざ食う必要はない。今年も全て廃棄とした。
 このままではどうせ来年も駄目だなと思ったので、全ての枝を落とした。柿に詳しい人に話したら、それは馬鹿げたことをしたと笑われた。それなら、どうすればよかったのかは、今も分からない。
 あんぽ柿、今年も自粛…福島市など【読売新聞(2012/10/6)】
 福島県は5日、国の規制値(1キロ・グラムあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたため、福島市や伊達市など6市町に対し、今年産のあんぽ柿と干し柿の加工を自粛するよう要請した。あんぽ柿は伊達地方の特産品で、昨年に続いて出荷できない事態に関係者は肩を落としている。
 加工自粛となったのは、福島、二本松、伊達、桑折、国見、川俣の6市町。これに本宮市、大玉村を加えた8市町村の56農家で収穫した柿を、生の状態と、あんぽ柿、干し柿にした状態で、放射性セシウム濃度を測定したところ、あんぽ柿20点、干し柿31点で規制値を上回った。最大値は、あんぽ柿が1キロ・グラムあたり410ベクレル、干し柿が同420ベクレルだった。生の状態では全て規制値を下回ったが、加工後には、あんぽ柿で規制値の約1.5~8.9倍、干し柿で約2.8~14.5倍の濃度になった。
 本宮市、大玉村は規制値を下回り、加工は可能だが、県は出荷前に放射性物質検査を行うよう求める考え。
 各農家は昨年から高圧洗浄機を使い、柿の木を洗浄するなど、力を注いできただけに産地の伊達市梁川町五十沢では、農家から落胆の声が相次いだ。農業宍戸良平さん(56)は「東電は賠償すれば良いと思っているだろうが、農家の誇りは賠償では返せない」と話した。

by shingen1948 | 2012-12-28 05:20 | ★ 季節便り | Comments(0)