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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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阿津賀志山防塁第11次発掘調査現地説明会(高橋地区)⑥

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 指定された駐車場が現地から遠かったので、阿津賀志山防塁に少しずつ近づくことができた。このことが、実感を伴った捉えに役だったと思っている。
 これが、駐車場から良好に土塁が残る高橋地区の阿津賀志山防塁現存部分と防塁の痕跡調査された部分の間を通る道筋だ。

阿津賀志山防塁第11次発掘調査現地説明会(高橋地区)⑥_a0087378_327939.jpg
 この道筋を歩きながら、厚樫山の方を見る。
 学生時代の話だが、地層の現地観察の時に、現場に来たらまずやらねばならない事は、そこで煙草で一服するなどゆったりとした気持ちで現場を眺め、それからゆっくり作業に入る事だとの注意を思い出している。

阿津賀志山防塁第11次発掘調査現地説明会(高橋地区)⑥_a0087378_3285982.jpg
 厚樫山裾から今回の説明会のある高橋地区までの間を意識しながら歩いていく。そうすることで、風景の中に阿津賀志山防塁があって、その発掘現場に徐々に近づいていくという感覚が確かめられる。

 実は、前回までの説明会の駐車場になっていた所からこちらに来るのに、道に迷って現存部分の北側からこの高橋地区の現存部分に来ている。
 地図でどう迷ったかを後で確認したら、どうも防塁を大久保地区で横切っているようなのだが、その意識が薄い。
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 それでも、最短に高橋地区の防塁現存部分に近づいているようなので、何となくイメージはできていると思うのだが、ここから北側の阿津賀志山防塁の連続性のイメージを実感を持ってつかみきっていないのかも知れないとも思う。

 高橋地区の東側は今回の説明会でイメージできたのだが、国見・五十沢線をその感覚を味わいながら、駐車場に戻った。この日の歩いたコースが、散歩道として気に入っている。
by shingen1948 | 2012-10-09 05:20 | ◎ 奥州侵略の路 | Comments(0)