地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

大飯原発再稼働決定⑤

 小さな記事だが、「福井・大飯原発:再稼働反対を否決 福島市議会、2票差で【毎日新聞(2012/6/23)】」の見出しは、そのインパクトが強い。
 22日、被災県の県庁所在地である福島市の市議会が、関西電力大飯原発の再稼働に反対する決議案を反対多数で否決したというのだ。議会初日に社民、共産の市議7人が連名で提案し、無記名で採決が行われ、賛成17、反対19で否決されたという。
 この報道を見る限り、被災県の県庁所在地という冠がついた福島市議会の本音は、原発再稼働推進だったというイメージだ。

 少なくとも、自分の周りの人々にとっての福井県知事の口パクと思われる記者会見は、首相という冠の付いた方がその場しのぎの姿勢を示したものという印象だったようだった。それは、信条を越えていたように思う。 福島第一が終息もしていない段階での再稼働に疑問を持つというのが、普通の福島市民感情のように思っていたところだった。
 ところが、その福島市民に選ばれた代表者の集合体である議会としては、再稼働推進になるという構図が、自分には分かりにくい。

 議会初日に社民、共産の市議7人 が連名で提案されたとの記事だが、いろいろ情報を確かめると、その後に共産党と放射線解決クラブが賛成意見を述べたらしいことが分かる。このことと無記名だったという状況から、賛成者のうちの8名は明らかなようで、意見の不明な議員は、残り9名の賛成者と19名の反対者ということのようなのだ。
 まさかとは思うが、少数政党と数をたよりにブライトを持つ党との党派対立の反映という矮小化された問題意識の中だったのではないかという疑問も。

 問題意識や経緯はどうあれ、被災県の県庁所在地という冠がついた市議会の本音が、原発再稼働推進だったというイメージを与えるような判断はまずかったのではないかと思うのだが、政治に関心の薄い者のたわごとだろうか。
 政治に関心の薄い者の市民感情としては、経緯として原発の恩恵も受け、直接的に東電と地縁、血縁で結び付きもある大熊町とは違って、被災のため日常が奪われているという感覚だと思うのだが……。
[PR]
by shingen1948 | 2012-06-27 05:20 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)