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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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映画視聴記録「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」②

a0087378_423174.jpg 映画は、浅沼稲次郎社会党委員長を刺殺したテロリスト・大学解体、反権力を叫んで安田講堂に立て籠った全共闘・人質をとって籠城し、差別への怒りをぶちまけた金嬉老等を、若者たちの憂国の純真さとオーバーラップさせて展開する。
 観客としての自分は、ここに実体験が重なる。

 浅沼稲次郎社会党委員長を刺殺事件は、学校の作法室のテレビでリアルタイム、或いはそれに近い実時間の中でその映像を見ている。休み時間だったかどうか定かではない。宿直の時に泊まりにいくほど好きだった先生が、陰で泣いているのを見たことを思い出す。今だから言えるが、子供心に言ってはいけないことという大人の判断をずっとし続けていたことを思い出す。

 大学解体・反権力を叫んで安田講堂に立て籠った全共闘と三島の対話集を読んだのは、最近、家人が古い本棚から取り出してみていたのを見て思い出した。
 あの事件の頃、三島由紀夫はブームだったが、自分が読んでいたのは能楽の物語を小説にした作品群だったというちょっと斜めから見ていた感じ等々……。
 自分としては、そんな実体験の中で楯の会にかかわるニュースを目にしていたという実時間の中で映画をみていたが、実時間の体験のない家人にとっては、展開がやや速いという印象だったらしい。

 フォーラム福島作品紹介
 人気の絶頂にありながら1970年11月25日に衝撃の自決を遂げた三島由紀夫。美学に殉じたその人生を再現するのではなく、若松孝二監督が描き出そうとするのは三島と「楯の会」の若者たちが心の奥底から向ける眼差しそのものだ。「おまえら聞けぇ、聞けぇ!」あの日の命がけの叫びが聞こえてくる。

 エキサイト映画情報
 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち
 鬼才・若松孝二監督が描く三島由紀夫
 メッセージ性の強い社会派作品を撮ってきた若松孝二監督が、三島由紀夫が自決にいたるまでの日々とその心中の葛藤を描き出す。前作『キャタピラー』にも出演した、演技派俳優ARATAが三島由紀夫に、そして寺島しのぶがその妻をそれぞれ熱演した。また、三島を信奉していた政治活動家・森田必勝を演じた満島ひかりの弟・満島真之介にも期待。
 2012年06月02日より公開
 ストーリー
 『仮面の告白』や『金閣寺』など次々と話題作を発表し、文壇の寵児となった三島は、文筆活動のほかに左翼革命勢力への対抗を目的とする“楯の会“を結成し、決起の時を待っていた。しかしなかなかその時が訪れず苛立ちを募らせ、遂に自ら行動をおこすことに。
 スタッフ・キャスト
 監督・製作・脚本若松孝二 :製作尾崎宗子:脚本掛川正幸:撮影辻智彦、満若勇咲:音楽板橋文夫:
 出演
 井浦新、満島真之介、タモト清嵐、岩間天嗣、永岡佑、鈴之助、水上竜士、渋川清彦、地曵豪、大西信満、中泉英雄、橋本一郎、よこやまよしひろ、増田俊樹、中沢青六、長谷川公彦、韓英恵、小林三四郎、岡部尚、安部智凛、藤井由紀、小倉一郎、篠原勝之、吉澤健、寺島しのぶ

by shingen1948 | 2012-06-21 05:20 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)