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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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大河ドラマ「平清盛」視聴~第19話「鳥羽院の遺言」

 この回は、政治の実権を握っていた鳥羽法皇の崩御に伴い、これまで朝廷内外でくすぶり続けていた確執や思惑が表面化し、天下大乱の前触れが描かれた。
 王家にかかわる複雑な人間関係にからんで、摂関家と源氏も複雑な絡みになっていく。ただ、これらの関係性は何度も描かれているので、それを土台にして新たな絡みを付け加えればドラマを楽しめる状況ではある。視聴率が、前週横ばい傾向だったのが、この回は14・7%と上昇したのも、そのこととかかわるのかもしれないとも思う。
 ドラマを楽しむヒントをいただいている「坂の上のサイドボード」では、摂関家と信西、源氏の絡み合いに触れられる。権力闘争の複雑な人間関係に弱いので、視点を絞ってドラマを楽しむのに必要な部分を参考にさせていただく。
 後白河天皇の乳父である信西がにわかに朝廷内で存在感を増していき、その意図に沿って保元の乱に向かう構図に絞る。そうすると、摂関家の絡みの方の確認を優先し、源氏の関係は、とりあえず「父為義や他の7人の兄弟」対「長男義朝親子」の対立という構造化でとりあえず楽しめそうだ。

 今回の整理は、今夜には次の回が放映されるということで、適時性という点では遅すぎだ。
 朝、テレビを見ていたら、平安時代の日食の話があり、源平合戦とかかわらせた話を聞いた。こちらにふれて、適時性を確保するとともに、しばらくは「平家物語」との照らし合わせはなさそうなので、こちらで照らし合わせで楽しんでおく。

 日食とかかわる源平合戦は、「水島の戦(水島合戦)」とのこと。
 この戦いは、平安時代末期にかけて6年間にわたる大規模な内乱の戦いの一つで、寿永2年(1183)に水島湾(現倉敷市玉島)を挟んで、西の玉島柏島に都落ちした平家が、東の玉島乙島には木曽義仲率いる源氏が陣を構える配置で繰り広げられた海戦とか。
 大河ドラマ主人公「平清盛」は、この2年前(1181年)に亡くなられ、平家の勢力も弱まっていた頃とのこと。
 「日本古典文学大系32『平家物語(金田一春彦・渥美かをる・小澤正夫・高木市之助校注)』<岩波書店>」の注に、以下のような巻8「水嶋合戦」の要点が記される。
 
屋島の平家が山陽・南海を従えて勢を盛り返してきたので、義仲は討手を差向けたが、備中の水島で大敗した。
 一連の戦いで、平家が勝利したのはこの戦いだけとか。
 ここからは、その勝因が平家の優れた船使いのように描かれるように読み取れる。朝のテレビでは「源平盛衰記」を元に、「当日は西風が激しく、海上戦に弱い源氏は、立っているのがやっとだった。平家は船を繋ぎ合わせ、板で覆って行動しやすくしていたこと」という船使いが優れていることに、もう一つの理由を加えていた。
 それが、日食の予測で、「平家は公家として、朝廷で暦作りに従事しており、星や太陽、月の食についての知識があって混乱がなかった」とか。
 この話で、むしろ気になるのは、日食の時期を正確に予測することになったのは、優れた陰陽師とのかかわりらしいという情報だ。
 陰陽師は、占いとか霊的とかという科学と対峙するイメージだったからだ。陰陽師の影響という視点なら、源氏はその占いとか霊的とかという方を、平家はその科学的な方だったともいえそうかな。

 話を戻して、第19話「鳥羽院の遺言」の要点を「エキサイトドラマ特集『大河ドラマ平清盛』」からお借りする。
 
誰も予想もしていなかった後白河天皇(松田翔太)が誕生した。朝廷は大騒ぎになる。再び鳥羽(三上博史)に裏切られた崇徳(井浦新)の心のうちはいかばかりかと清盛(松山ケンイチ)は不安になる。そんな騒ぎをよそに、清盛の館には時忠(森田剛)の妹・滋子(成海璃子)という美しい娘がやってくる。強い意志をもつその娘を清盛はまぶしく見る。一方、源氏では、義朝(玉木宏)の子・義平(浪岡一喜)が、義朝の弟・義賢(阪本浩之)を討ち、友切の太刀を義朝に渡す。義賢の一件により、為義(小日向文世)と義朝の関係は冷えきっていく。後白河天皇即位の宴が開かれて、崇徳上皇から祝いの歌が届けられるが、その歌は後白河へのえんさの歌でもあった。後白河はもののけのように暴れだし、鳥羽法皇はその姿になき白河院を見て、恐れをなす。体調を崩した法皇を見舞った清盛は、彼から崇徳への謝罪の写経を手に、崇徳上皇の屋敷に向かう

by shingen1948 | 2012-05-20 05:20 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)